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2017.12.20バンパイン コージェネレーション発電所2期工事竣工
~タイにおける電力安定供給のため、11万kW級の発電プラントを建設~

当社は、タイ王国にて、バンパインコージェネレーション社 (Bangpa-in Cogeneration Limited) よりバンパインコージェネレーション発電所2期工事 (以下、本プラント) を受注し、2017年7月に商業運転を開始しました。
当社は、EPCC契約により、設計から機器資材等の調達・建設・試運転までを担当しました。本プラントの1期工事についても当社にて施工しています (2013年6月竣工) 。

本プラントは、タイ発電公社 (以下、EGAT) のSPP※1計画に含まれる発電所のひとつで、タイの首都バンコクから北へおよそ50km離れたアユタヤ県のバンパイン工業団地内に建設されました。2期工事は、ガスタービン2基、排熱回収ボイラー2基、蒸気タービン1基で構成されています。1期工事と同規模の供給能力を持ち、EGATには9万kWの電気、工業団地内の工場には2万kWの電気と20t/hの蒸気の供給が可能です。また、発電効率を、ガスタービンでは38%、発電所全体では55%まで向上させることによりエネルギーの削減を図っています。

本プラントは、工業団地内へ安定した電力供給を行うとともに、タイ王国における発電・送電システムの発展と、クリーンな排気・温室効果ガスの削減にも貢献しています。
今後も、地域に密着した事業活動を通じて社会的責任を果たしていきます。

※1SPP (Small Power Producers) について
タイ政府が、小規模事業者への奨励を通じ、在来電源の副産物や再生エネルギーを活用してエネルギー利用効率を上げることにより石油輸入・使用の削減を図ることを目的としたプログラム


  • バンパインコージェネレーション発電所2期工事 全景 (手前、奥側は1期工事)

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