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絵画や文化財を保存する空調
貴重な絵画や文化財を長期間にわたり高品質のまま保存するためには、外部からの影響を極力抑えて収蔵庫内の環境を一定に保つ精密な温湿度コントロールや、建造物のコンクリートから析出するアルカリ成分を確実に除去する必要があります。
そこで東京国立博物館平成館では収蔵庫を二重構造にし、中間のエアスペースも空調したり、吸着装置を設置することで精密空調と化学物質除去を実現しました。さらに収蔵品への影響を最小限に抑えるために、吹出風速や吹出温度を収蔵される文化財の種類ごとに設定しました。
また、万一の機器故障や事故に備えるためのバックアップシステムや火災時に炎や煙を侵入させない耐熱ダンパーの設置など、人類の共通財産である歴史的文化財を安全に収蔵、展示するために、随所に工夫を凝らしています。
東京国立博物館 平成館 展示室
収蔵庫空調系統概念図
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