高い換気性能・省エネ・省資源

ダクトを使わない次世代空調

変風量コアンダ
空調システム

「変風量コアンダ空調システム」とは

「変風量コアンダ空調システム」は、空気が天井を這うように流れるコアンダ効果を利用し、ダクトレスで空気を運ぶ空調方式です。自律式風速一定器具「Air-Soarer®(エア-ソアラー)」を使うことで、少風量でも室内のすみずみに空調された清浄な空気を届ける優れた換気効率を有し、昨今のウイルス感染対策としての換気の重要性にお応えします。

「変風量コアンダ空調システム」の3つの特徴

1空調ダクト分の階高を抑えるダクトレスで
空調空気を
搬送する

従来比例制御とダクトレス空調方式2つの空調方式の違い

変風量コアンダ空調システム(特許第6453951号)は、天井面に向けて吹出した空気が、平滑な天井面に付着して移動する現象(コアンダ効果)を利用することで、ダクトレスで空調空気を搬送します。
従来のダクト搬送方式と比べて天井内のダクトスペースが不要になり、その分、天井高を高くすることが可能です。

従来比例制御とダクトレス空調方式2つの空調方式の違い

2優れた省エネルギー性能搬送動力を
65%削減

コアンダ空調の削減率

変風量コアンダ空調システムは、省エネルギー性にも優れています。従来のコアンダ空調では、風量を少なくすると到達距離が短くなるため、省エネルギー効果が高い変風量制御との併用が困難で、必ずしも省エネルギー性が高い空調方式とはいえませんでした。今回開発した「変風量コアンダ空調システム」は風量低減時の到達距離不足の課題を解決して変風量制御を可能にしたため、従来の定風量ダクト空調と比較し、搬送動力を65%削減することができます。

3少風量でも室内のすみずみに新鮮外気を届けAir-Soarerによる
換気効率の向上

変風量コアンダ空調システムは、自律式風速一定器具「Air-Soarer(エア-ソアラー)※2」を用いることで、空調機の吹き出し風量の増減にもかかわらず、一定の吹き出し風速を維持することができ、従来の定風量コアンダ空調システムでは困難であった少風量時でも遠方まで空調された清浄な空気を届けることを可能にしました。
換気に優れた性能を発揮し、昨今のウイルス感染対策としての換気の重要性に応える空調システムです。

「Air-Soarer」とは

「Air-Soarer」とは変風量コアンダ空調を可能とする風速一定器具です。大風量時は風圧で開口面積が大きくなり、少風量時はウェイトのモーメントが大きく働き、開口面積が小さくなります。センサーや電気を用いることなく、風量が変化しても常に一定風速で吹出すことで到達距離が維持されます。

変風量コアンダ空調システムを実現する“Air-Soarer”を共同開発
コアンダ空調の削減率

「Air-Soarer®」は、株式会社三菱地所設計、新菱冷熱工業株式会社、学校法人芝浦工業大学、協立エアテック株式会社の共同開発品です。

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