新菱冷熱 CSRレポート2015
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BIMセンターによる支援業務の集中化とは 新菱サプライチェーンの根幹であるBIMデータを高精度に素早く構築するために、専門部署であるBIMセンターを設立し、そこで施工図の初期モデル作成からBIMデータ構築までの業務の集中化を図ります。現状の現場の業務には、安全・品質・工程・労務管理をはじめとして、施工計画やコスト検討など、膨大な作業があり、その中で施工図を作成しています。しかし、技量の差や、ピーク時に大幅な変更などの対応ができない、といった問題を抱えており、それが完成度のばらつきにつながり、結果として施工品質に影響してしまいます。そこで新菱冷熱は、施工図作成作業からBIMデータ構築までの作業を後方に集約することで、品質を保持しながら、作業の効率化を図ります。●BIMセンターの業務モデルまず設計図をベースとして初期施工図を作成し、現場と調整しながら詳細モデルへと仕上げていきます。さらにサプライチェーン運用に必要な情報を付加したBIMデータを構築します。最終モデル作成現場BIMセンター新菱サプライチェーンシステム本社クラウドサーバー初期モデル作成詳細モデル作成詳細モデル作成アシストBIMデータ付加●BIMセンターが提供するモデルの変遷2015年度の主な取り組み BIMデータ構築の専門部署である「BIMセンター」による、業務集中化に向けた取り組みを強化しました。さらに全国の主要現場に対応する人材確保のため、グローバル展開も開始しました。2014年4月、S-CAD専門オペレータおよび豊富な現場経験と高い技術力を備えた技術指導員で構成するBIMセンターが発足。現在までに、同センターではBIMデータ構築作業を実施するほか、S-CADの機能強化およびBIM関連の人材育成を行っています。BIMセンターには、新菱フィリピンの技術者4名が勤務しています。これは海外事業拡大に向けた人的基盤の構築を目的としており、今後はほかの海外拠点への展開も視野に入れています。初期モデルのイメージ最終モデルのイメージBIMセンターBIMセンターで勤務する新菱フィリピンの社員新菱サプライチェーンの普及に向けた人材育成 構築したBIMデータを新菱サプライチェーンとして有効に活用するためには専門的な技術が必要です。現在、若手社員を中心に、BIM関連の専門技術を習得し、現場で実践できる人材の育成を行っています。現場の即戦力となるよう、BIMの基礎知識および施工図の描き方を3カ月間にわたり教育しています。BIMマネージャー教育●BIMセンターの体制強化●海外展開●新入社員への施工図教育BIMを活用して、適切な現場運営と調整ができる「BIMマネージャー」の育成を開始しました。●BIMマネージャー教育付加するBIMデータの例● 属性データ付加● 施工シミュレーション● 加工情報(アイソメ図等)● 技術計算         ……等新菱冷熱 CSRレポート 20156

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