働き方改革
「働き方さわやかProject」の取り組み

新菱冷熱は、第13次3ヵ年計画に則って、2016年4月から働き方改革「働き方さわやかProject」をスタートさせ、設備工事業として本格的な働き方改革に挑戦しています。
2018年6月の働き方改革関連法案成立を受け、新菱冷熱は、建設業への時間労働上限規制の適用となる2024年を待たず、新菱冷熱らしい「働き方のありたい姿」の実現を目指します。

長時間労働の是正だけでなく、働く魅力を向上させたい

2016年4月からスタートした働き方改革は、プロジェクト名を「働き方さわやかProject」とし、ビジョン・目的・目標を定めました。改革の目的は効率的な業務遂行ですが、長時間労働が常態化した労働慣行を改善することで建設業の魅力を向上させ、企業としての競争力や企業価値も向上させたいと考えています。また、社員のワークライフバランスの実現は、挑戦する企業風土の醸成につながり、変化への対応力強化にもつながると考えています。

「働き方さわやかProject」が掲げるビジョン・目的・目標

「働き方さわやかProject」が掲げるビジョン・目的・目標

活動の流れ

2016年4月
  • 働き方改革担当役員の就任
  • ノー残業デー推進を開始
2016年9月
  • 部長職以上の社員への働き方に対する意識改革教育として、株式会社ワーク・ライフバランス代表取締役社長 小室淑恵氏の講義を開催
2017年1月
  • 働き方改革の準備開始・モデルチームの選抜とチームメンバー向け意識改革の勉強会を実施
2017年3月
  • 「 働き方さわやかProject」 キックオフ
2017年6月
  • 「 働き方さわやかProject」 中間報告会
2017年7~8月
  • 管理職向け教育を実施
2017年9月
  • 若手の意見を聞く会を実施
2017年10月
  • 「 働き方さわやかProject」 最終報告会
2017年11月~
  • プロジェクト成果の全国展開
2018年10月
  • 「さわG (さわやかGeneral Manager) 」発足

プロジェクトの推進体制

新菱冷熱の働き方改革「働き方さわやかProject」では、2017年3月に、本社を中心にした7つのモデルチームが働き方見直し活動をスタートさせました。2018年には、その活動が全国に大きく広がり、全部で73モデルチーム (41現場を含む) が、働き方の見直しに取り組んでいます。
モデルチームを設けていない事業部・支社にも、働き方担当役員が訪れ、新菱冷熱の働き方改革に関する理解を促しています。2018年は、それぞれが独自の見直し活動を進め、より良い働き方を目指そうという雰囲気が浸透してきました。

「さわG」が横断的な業務プロセス改革に着手

2018年10月には、「さわG (さわやかGeneral Manager) 」が発足しました。これまでの「働き方さわやかProject」の活動や社員の声から洗い出した課題を、経営視点で整理し、新菱冷熱の「働き方のありたい姿」の実現に向け、全社横断的な業務プロセス改革案の立案や規程の改定等を検討するものです。「さわG」は、管理本部長、技術統括本部長、営業統括本部長、海外統括本部長を中心に構成され、全社の働き方改革を、大きく加速させる役割を担います。

「働き方さわやかProject」は、社員自らが働き方を見直す取り組み

モデルチームが取り組む、働き方見直し活動の流れ

モデルチームが取り組む、働き方見直し活動の流れ

  • 現場業務の効率化に関する白熱した議論
    現場業務の効率化に関する白熱した議論
  • 働き方見直し会議 (通称カエル会議)
    働き方見直し会議 (通称カエル会議)

働き方見直し活動の事例

見える化(ホワイトボード活用)

現場のモデルチームが洗い出した働き方の課題の一つに、「コミュニケーション」がありました。多数のプロセスが同時に動く現場では、隣の人が、どんな仕事をどれだけ担当しているかが見えにくい、という課題があったため、仕事を見える化することに取り組みました。
ある現場のモデルチームでは、どの現場にもあるホワイトボードの使い方を工夫することで、各人の仕事量が一目でわかるようにしました。ホワイトボードの使い方を工夫することで、一人が多くの仕事を抱えないよう仕事量の平準化を進めることができました。

ホワイトボードの使い方事例

営業担当者による、①見える化、②目標設定

営業担当者による、1.見える化、2.目標設定の例

電子化・モバイルワーク

名古屋支社の営業モデルチームでは、外出が多く、互いの行動がわかりませんでした。そこで、社内電子システムの行動予定表を活用したところ、課員同士の行動予定が把握でき、計画的な業務シェアが可能になりました。また、社内の重複書類を整理したり、社内会議の開催時間を工夫したりすることで、「働き方さわやかProject」開始前と比べて、お客様訪問時間が平均12%増加、訪問件数は平均25%増加し、より充実した業務を実現することができました。
大阪支社の営業モデルチームでは、モバイル端末を積極的に利用し、移動時間や待ち時間の有効活用を進めています。事務作業のために会社に戻ることがなくなり、業務の効率化を図ることができています。

共有化(集中タイムとバディ制)

総務部では、突発的な業務への対応が課題でした。たとえば、じっくりやりたい業務の途中で電話がかかってきたり、質問されたりすると、集中が途切れて効率が下がってしまうことが課題でした。
そこで、電話や質問に対応しないで、個人業務に集中する「集中タイム」を設け、当番制で実施。さらには、業務内容を共有している同士で「バディ(2人1組)」を組み、固定電話・モバイルフォンともバディに託して業務に集中する方式を取り入れました。
これにより、業務に集中できる時間が増え、「業務の質」が向上。当番制で全員が集中タイムとバディ制を実施したところ、部内全体の業務効率が上がるという効果が出ました。

集中タイム時は、周囲にわかるよう「集中タイム札」を提示
集中タイム時は、周囲にわかるよう
「集中タイム札」を提示

社員の意識改革に向けた活動

管理職の理解促進に向けた取り組み

働き方改革の推進には管理職の理解と意識改革が重要と考え、部長職以上の役職員を対象とした活動報告会や、社外講師による働き方改革に関する講演会、部下の労務管理の実務研修などを行っています。

「当社にとっての働き方改革について」の講義
「当社にとっての働き方改革について」の講義

社員へのさまざまな啓発活動

働き方に対する社員の意識を改革するため、社内掲示板や社内報など複数のツールを活用し、働き方改革の推進状況や活動の参考になる取り組み事例を配信しています。

  • 社内報「さわやか」
    社内報「さわやか」
  • 社内掲示板「さわやかProject通信」
    社内掲示板「さわやかProject通信」
  • 社内Webマガジン「さわやかProject」活動紹介
    社内Webマガジン「さわやかProject」活動紹介

施工現場におけるノー残業デーの拡大

2016年4月から、国内の全事業所とモデル施工現場において、週1回のノー残業デーを実施してきました。当初は難しいと思われていた施工現場においても、所員が互いに業務をサポートし、日替わりで実施するなど運用を工夫することで、モデル現場延べ121カ所において毎週実施しています。

  • 事業所や現場に、ノー残業デーと「働き方さわやかProject」ポスターを展開
    事業所や現場に、ノー残業デーと「働き方さわやかProject」ポスターを展開

ここまでの成果

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