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2017.3.17「働き方さわやかProject」スタート
設備工事業として本格的な働き方改革に挑戦します
当社の中期計画「第13次3ヵ年計画」に則って働き方を改革するため「働き方さわやかProject」をスタートさせ、設備工事業として本格的な働き方改革に挑戦します。
改革の目的は効率的な業務遂行ですが、長時間労働の常態化した労働慣行を改善することで建設業の魅力を向上させ、企業としての競争力や企業価値も向上させたいと考えています。また、社員のワークライフバランスの実現は、挑戦する企業風土の醸成につながり、変化への対応力強化にもつながると考えています。
(1) 取り組みの名称
働き方さわやかProject
(2) 働き方さわやかProjectが目指すもの
- ビジョン (目的を実現して、なりたい姿)
- さわやかで風通しの良い、創造性に富んだ社風 - 目的 (働き方改革で実現していくこと)
- 効率的な業務遂行 - 目標 (クリアすべき課題)
- 長時間労働の是正
- 社員のワークライフバランスの実現
(3) Project概要
技術 (現場) 、設計、営業、総務によるモデルチームが働き方を見直し、業務を効率化し、生産性を向上させるアイディアを自分たちで検討し、試行していきます。総勢100名を超える社員が一斉に、働き方見直しのPDCAを実施し、効果のあった見直しアイディアについては、広報部とCSR推進室が社内展開することで、社員自らが考えて行動する、全社的な改革につなげていきます。
現場のモデルチームには、元請、下請、新築、リニューアル、保守・営繕など様々な工事現場を選びました。現場事務所で働く協力業者の方々もチームの一員として一緒に、働き方の見直しに取り組みます。当社は、この取り組みで、設備工事業として、現場における働き方の課題を整理していく予定です。
なお、「働き方さわやかProject」は、株式会社ワーク・ライフバランス (代表取締役社長 小室淑恵氏) のコンサルティングを受けながら推進しており、Projectのキックオフ会議では、モデルチームの全員が、小室社長による講演「働き方改革への挑戦」を聴講し、その意識を高くしました。当社の社員からは、「会社は本気で改革するつもりだとわかった」「自信がなかったが講演を聴いて、できる気がしてきた」などの意見が出ました。
(4) ここまでの取り組み
2016年4月 |
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2016年9月 |
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2017年1月 |
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2017年3月 |
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(5) メッセージ:働き方改革担当 常務執行役員 阿部靖則
建設業の労働時間が長いことは大きな課題です。この大きな課題をこのままにしていては、近い将来、社会の変化に対応していけなくなると考えています。そうならないためには、自ら課題を解決し、目標の実現に向けて一つひとつ改革を進めていく必要があります。働き方に対する価値観や業務プロセスの見直しに着手し、社員一人ひとりにとって魅力ある職場をつくり、企業の生産性向上にもつなげていきたいと考えています。大変難しい課題ですが、ご理解とご支援、ご賛同をいただき、ステークホルダーの皆様と一緒になって取り組んでいければ幸いです。
「働き方さわやかProject」
現場業務の効率化に関する白熱した議論の様子