2017.10.10「BCP全社総合訓練」の実施
～安全確保の行動訓練と対策本部による被災時初動対応を組み合わせた総合訓練～

当社は、2017年9月25日午前9時より、首都直下地震を想定した「BCP (事業継続) 全社総合訓練」を実施しました。本訓練は、社員の震災に対する対応力向上と、BCP体制の強化を目的に実施したもので、2部構成で実施しました。

第1部では、全社員が参加して、震災時に身を守るための「安全確保行動訓練」や、安否確認システムを用いて社員の安否と施工現場の被災状況を確認する「安否報告訓練」などを実施しました。また、本社ビル (東京都新宿区) においては、火災を想定した在館者の「避難誘導訓練」も併せて行いました。

第2部では、社長を本部長とする「災害対策本部」を立ち上げ、震災発生後の初動対応から発生後72時間以内の二次対応までの実施手順を、震災対策想定シナリオに沿って確認しました。訓練では、社員の安否やインフラ状況など、集まってきた情報を確認し、IP電話やWeb会議システムなど複数の通信回線を使用して、本社から各拠点へと初動対応を指示しました。また、協力会社にも参加してもらい、お客様の設備が被災した想定のもと、設備復旧のための支援要請の手順を確認しました。

当社では、今回のような総合訓練や、新菱グループ全体での安否報告訓練などの各種訓練を定期的に実施しています。また、全社員への防災用品の配付に加え、各拠点・施工現場において3日間待機可能な備蓄品の配備、本社ビル非常用発電設備の設置、サーバーのクラウド化など、事業継続のための対応を整えています。有事においても企業としての社会的責任を果たすことができるよう、今後もBCP体制の強化に努めていきます。

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