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2019.8.21夏のリコチャレ2019
“空気をデザインする技術を体験しよう!“を開催

当社は、8月2日、当社中央研究所 (茨城県つくば市) において、理工系分野に興味を持つ女子中学生・高校生・大学生(以下、女子学生等)向けの見学会「新菱冷熱サマースクール2019 空気をデザインする技術を体験しよう!」を開催しました。内閣府の男女共同参画局が推進する理工系分野に興味がある女子学生等の進路選択を応援する取り組み「理工チャレンジ (リコチャレ) 」に賛同、企画したものです。今年で5回目の開催となり、今回は小学生から大学生まで、14名の女子学生等と2名の男子小学生、6名の保護者が参加しました。

はじめに、当社の事業内容、および中央研究所の概要を説明した後、4班に分かれて研究施設を見学しました。

今回、中央研究所で設けた見学コースのテーマは「人のための空調、モノのための空調」。そのテーマに沿った以下①~④の紹介を主に、空調設備技術について幅広く紹介しました。

① 空気の流れで有害物質が広がるのを防ぐ技術(写真1)
② 空気の流れを可視化するMR (複合現実) 技術体験
③ 高性能音響実験室(無響室、残響室)での音響体験
④ ダクトの内部を走行調査するモニタリングロボットの操作体験

特に④の操作体験は、モニター画面に映し出されたダクト内部の映像を見ながらコントローラーを操作するためゲーム感覚に近く、大いに盛り上がりました。見学後のアンケートで、④は参加した女子中学生の全員が興味をもったと答えましたが、一方、女子高校・大学生の全員が興味をもったと答えたのは①でした。

保護者からは「空調とひとくちに言っても、人・産業・生物に応じた様々なものがあることがわかりました」、「身近なようで遠い、不思議な体験をしました」などの感想が寄せられました。

見学後は、入社2年目の女性社員4名(研究開発や施工管理、設計を担当)が、理工系の職種を選んだ理由や仕事の魅力・やりがいについて紹介しました。その後のティータイムでは社員と参加者がテーブルを囲み、理工系の勉強の楽しさに加え「働くこと」について、語り合いました(写真2)。

女子学生等からは「将来のことを考えるきっかけになりました」、「皆さんがこの仕事に対してとってもやりがいを感じていて、興味がすごくわいてきました」などの感想が、また、保護者からは「今は実感がなくとも、子供たちの心には今日のことが残り、将来どこかで思い出すと思います」というコメントや、「子供より私の方がいろいろと質問させていただきました。ありがとうございました」などの言葉が寄せられました。

当社は今後も、次代を担う学生の教育機会に積極的に関わり、技術と業界の発展に貢献したいと考えています。


  • (写真1) 「空気の流れで有害物質が広がるのを防ぐ技術」の見学風景

  • (写真2) ティータイムの様子

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