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2020.7.6「令和2年度デマンドサイドマネジメント表彰」で、一般財団法人ヒートポンプ・蓄熱センター理事長賞を受賞

一般財団法人ヒートポンプ・蓄熱センター が主催する「令和2年度デマンドサイドマネジメント表彰」で、名古屋都市エネルギー株式会社、株式会社日建設計、株式会社日建設計総合研究所、そして当社の4社で実施した「電力・ガスのベストミックスと下水再生水の活用により街区の省エネルギー・負荷平準化を実現」が、7月1日、一般財団法人ヒートポンプ・蓄熱センター理事長賞を受賞しました。

デマンドサイドマネジメント表彰は、電力負荷平準化に資すると認められる機器を含むシステム(以下「電力負荷平準化システム」という)を広く公募し、そのうち特に優れたものを表彰することにより、電力負荷平準化システムの一層の普及および社会への啓発を図ることを目的としています。

4社は、名古屋のささしまライブ24地区における地域冷暖房に導入された熱源システムにおいて、蓄熱槽や下水再生水を活用したターボ冷凍機等の電気式空調とガスエンジンコージェネレーションや吸収式冷凍機等のガス空調を最適に組み合わせ、電力負荷平準化と省エネルギーを実現しています。

この取り組みは、以下の2つの点が高く評価され、受賞に至りました。

3,800tの冷水蓄熱槽の適切な運用と、コージェネレーションの排熱活用や、未利用エネルギーである下水再生水を利用したヒートポンプを組み合わせてシステム効率の高い熱供給方式を構築し、地区全体のピーク負荷抑制と省エネルギー効果をあげていること。

行政との協力により下水処理センターという社会的インフラとエネルギー供給プラントとをマッチさせたほか、複数企業の協働により電力・ガスの熱源機器双方の長所を最大限引き出し、非常時の対応も考慮されたモデルは、今後、地域冷暖房施設への普及に一つの方法性を示していること。

一般財団法人ヒートポンプ・蓄熱センターの発表:https://www.hptcj.or.jp/library/tabid/1656/Default.aspx

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