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2025.5.20環境配慮材料「LIMEX」を使用した配管保温外装材を共同開発
~工数低減・工期短縮・産業廃棄物の減少に貢献~
当社と株式会社新東通信は、石灰石を主原料とする環境配慮材料「LIMEX(ライメックス)」を使った配管保温外装材を共同で開発しました。この配管保温外装材は、現在施工中の四谷にある弊社本社ビルでの試験導入・検証を経て、全国の建設現場への導入展開を進めてまいります。
【LIMEXを使った配管保温外装材の特徴】
- LIMEXを使った配管保温外装材は、従来の保温用外装材で使用されているアルミクラフト紙(ALK)に比べ強度が高く、耐水性に優れています。
- 従来必要であったポリフィルムや外装材抑え込み用金網補強が不要となるとともに、建設現場での作業時間を低減することが可能となり、工数低減・工期短縮にもつながります。
- 従来品で発生していたポリフィルムや外装材抑え込み用金網補強などの産業廃棄物が発生しません。
LIMEXは、株式会社TBM※1が開発した炭酸カルシウムなど無機物を50%以上含む、無機フィラー分散系の複合素材で、日本でも自給自足が可能な石灰石が主原料です。プラスチックや紙の製品を製造する際に使用する石油や水など資源の保全に貢献します。
※1:株式会社TBM(東京都千代田区、代表取締役CEO 山崎 敦義)は「LIMEX」や資源環境ビジネスを展開しています。