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初めて担当した現場では多くの女性たちが活躍

 学生時代はサブコンで働く場合に自分ができる仕事のイメージは設計しかなかったのですが、説明会などで聞かせてもらった施工管理の仕事も面白そうだと感じ、両方を経験させてもらってから、どちらの分野で専門性を深めていくかを決めたいと思いました。

 研修後にまず配属されたのは設計部でした。施行予定の現場を見て計算したり設計図を描いたりと、見積もり段階の設計作業に携わりました。そして、次は現場で施工管理をやりたいと願っていたところ、翌年、希望通りに施工管理を経験させてもらえることになりました。

 最初に携わったのがデータセンターの新築の案件でした。この現場は規模が大きく、携わっている設計事務所にもゼネコンにも、そして新菱冷熱以外のサブコンの施工管理にも多くの女性社員の方が働かれており、トイレや更衣室など女性に配慮されていて働きやすかったですよ。

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無理のない工程管理のコツをつかむ

 現場で働く協力会社の作業員さんは皆さんベテランの方ばかり。私は分からないことを抱え込まず、なんでも作業員さんに相談するようにしました。謙虚に相談すれば、作業員さんたちは親身になって考えてくれます。私自身、もともと人付き合いが得意な方ではありませんでしたが、現場で一つの目標のために一緒に汗を流し、未熟なりに自分の頑張りを認めてもらえて、いい信頼関係が築けたと思います。このデータセンターは2年かけて竣工の日を迎えることができました。

 その後、同データセンターの未実装の空間に実装する工事で、私は初めての現場代理人を任されました。入社わずか5年目でしたし、当社では女性初の現場代理人、いきなりの重責に「私にはとても無理」と思いましたが、新築の時に馴染みになっていた同じ協力会社にお願いして、新築時の現場代理人を務めていた上司にも相談しながら、なんとか成し遂げることができました。

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 一番辛かったのは、あらゆる予算の管理を自分が行うことのプレッシャーでした。緊張の連続で、忙しい時期には日中に出来なかった事務処理を一人で残業してやることもありました。でも、いくつかの改築案件で現場代理人の経験を積むことで、無理な頑張りはトラブルやミスの原因になりかねないと感じるようになり、今は無理のない工程管理を行えるように心がけています。

おごらない気持ちが肝心

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 現場代理人として、私は、何でも聞きやすい環境づくりを心がけています。確認することはとても大切です。誤解が生じたまま施工が進むと、やり直しのロスはもちろん、現場の空気も悪くなりかねません。そうならないために、なんでも確認しながら進めていきます。女性の現場代理人はまだまだ珍しいので驚かれることも少なくありませんが、「穐吉さんはおごったところがないからいいね」と受け入れていただいています。「穐吉さんのためなら、なんとかするよ」と言っていただいたことも。こちらの誠意は必ず伝わると思います。

 私は、現場代理人というポジションにこだわる気持ちはありません。一現場監督としての現場の仕事も大好きです。大学の研究所や航空機の格納庫、養蚕施設など、通常は入れないような特殊な場所を手がけられる現場の仕事に魅力を感じています。

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