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若いうちは「知らない」ことが許される

 大学時代に化学を専攻していた私は、化学プラントなどに関わる仕事、かつ、大きいものを組み立てるような仕事がしたいと漠然と考えていました。もともとプラモデルなど何かを組み立てる作業は好きでしたし。

 入社後の研修で現場を経験した後、設計部へ配属されました。あらゆる設計には全て根拠が必要です。なぜこの機械を選ぶのか。なぜこの配管にするのか。素材の選び方、機械の入れ方などあらゆることが計算された根拠に基づいて設計されています。

 私自身、事前に専門的な知識などありませんでしたから、分からないこともたくさんありましたが、時には機械のメーカーさんにも問い合わせしながら、計算し、図面を描くことを繰り返しました。若い時に設計の仕事を経験できて良かったと思います。若いうちは「知らない」ことが許されます。知らないことを知らないと言って誰にでも聞くことのできる環境が新菱冷熱にはあり、吸収したい気持ちさえあれば、どんどん実地で学んで、次へのステップにつなげていくことができるのです。

数百枚に及んだ超高層ビルの設計図

 初めて1から10まで全ての設計を任せてもらったのは、大学キャンパスの1つの建物の改築工事案件でした。ゼネコンと打ち合せを繰り返して設計図を作り上げ、施工管理の現場へ渡すまでの作業をやり遂げた時は嬉しかったですね。

 入社5年目に、これまでにない経験したことのない大型の案件を担当しました。東京でも有数の高層ビルの設計です。着工前から注目を集めていた超高層ビルを手がけるので、やりがいはありましたが、何しろ巨大な建物です。描かなければならない設計図は何百枚にもなりました。見た目にも洗練された最先端の建築物ですので、その斬新なデザインゆえに空調の設計でもダクト配管の通し方などに工夫が必要でした。設計部3名でチームを組み、1年かけてようやく設計図は完成しました。

 その後は、現場で発生する設計変更に即対応するために設計部として現場に常駐することになりました。自分たちが1年がかりで作り上げた設計図が実際に日々現場で形になっていくのをみるのは圧巻でした。

 長い時間かけてビルは竣工、私はそのままビルの施工担当となり、テナントの実装を1年ほど手がけました。設計から数えて4年も1つの物件に関わることができたのは貴重な経験だったと思いますし、竣工時には空っぽだったオフィスフロアに、有名企業のテナントが徐々に入っていくのを見たときは感慨深かったですね。

歴史あるDHCの現場を動かす

 今は新宿地域冷暖房センターの設備更新の現場で施工管理をしています。この新宿地域冷暖房センターがつくられたのは1971年、日本の地域冷暖房の先駆け的な存在で、今も多くの見学者などが訪れています。新宿地域冷暖房センターは規模も大きく、都庁や大きなオフィスビルなど、西新宿界隈のメインビルの冷暖房を一手に担っており、その責任も一般物件とは違った重さがあります。

 私は設計と施工管理、それぞれバランスよく経験させてもらいましたが、今後は現場でさらなる経験を積んでいきたいですね。将来は大型案件の現場代理人ができるくらいの交渉能力を身につけていきたいです。

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