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スタート地点ではみんなゼロ

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 大学院で応用理化学の研究を繰り返す日々の中で、自分は何十年も同じテーマを追求し続ける研究職は向いてないと感じながら就活をスタートさせました。日々のマンネリに陥ることなく達成感を感じられるような仕事を求めて様々な業種を見ていく中で、建築業界に惹かれるようになりました。風の流れ、熱の移動、あるいは環境に応じた材質の選び方など、私が学んだ化学の知識を生かせそうだとも考えました。建築に関しての知識がないことに不安はありましたが、入社してみると建築学科の勉強をしていないからといって困ることもありませんでした。現場では新人は誰もがゼロからのスタート。「出身学科による差はない」というのが正直な感想です。

 そして、何よりも助けられたのは1年間寮生活を共にした同期の存在でした。みんな違う現場で研修しており、研修先から寮に帰って来て、それぞれの現場について「こんなことが辛かった、こんな時にどうしたらいいんだろう」と相談したり情報交換したり。同期が大きな支えになったと思います。

クリスマスイルミネーションが地域で話題にも

 研修後、最初に配属された現場は新築で規模の大きい総合病院でした。元請の建築会社以外にも電気や衛生などの設備会社が集まり、多くの作業員の方が動き回って施工の真っ只中。私は空調の職長として職長会活動に加わりました。各社の職長が参加する職長会は、現場に物が散乱していないか、綺麗に片付いているかなど、現場の安全面や衛生面の改善のために活動します。現場周辺地域の環境にも配慮するために、この現場では農作物栽培なども取り組みました。現場全体の環境改善などに地道に取り組むことで、作業員の方たちにも徐々に自分を受け入れてもらえるようになりましたし、同業他社の人たちとコミュニケーションを円滑に取れるようになり、現場への理解が深まっていきました。

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 この現場は住宅街にあったため、騒音も気を遣いながら工事を進める必要がありました。ご迷惑をかけている地域住民の方たちへのお侘びの気持ちを込めて、クリスマスには現場をイルミネーションで美しく飾ったこともありました。気合いの入った飾りが地域でちょっとした話題になり、わざわざ見に来る人たちもいて嬉しかったですね。これも職長会の活動に理解を示してくれた作業員の皆さんが、限られた工期の合間に時間とエネルギーを割いて頑張ってくださった結果です。立派な総合病院が完成し、地元の人たちが眩しそうに見上げて通って行く姿を目にした時は、現場の辛さも忘れて感動しました。

他社も驚く新菱冷熱スピリット

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 都内の巨大なオフィスビルの改修工事を数フロア手がけた後、2週間前から埼玉の工場の改築案件に入っています。この案件では初めて現場代理人を任されました。いきなりの大役に正直驚いていますが、協力会社の選定から納入する機械の選定まで全て任されているので、やりがいは大きいです。同じ敷地内で新築案件が同時進行していて、こちらにベテランの先輩社員がいるので、その先輩に教わりながら一歩一歩工事を進めています。

 都内のオフィスビルの改修案件の時は、新菱冷熱以外に3社、全部で4社のJV(共同企業体)で空調設備工事を受けていましたが、他社から「新菱冷熱はここまでやるのか!」と驚かれたことがありました。やり過ぎではないかと思われるほど、厳しいハードルを自分たちに課しているのだと実感しましたが、よい意味での妥協のなさを力に、現場代理人として早く一人前になって、大きな現場を動かしていけるようになりたいですね。

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