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研修で感じた現場のダイナミズムと緻密さ

 大学では航空宇宙工学を中心に勉強していたので、大学の研究が今の仕事に直接つながっているわけではありません。ただ、この業界で働く大学の先輩も多く、建物で消費されるエネルギーにおいて、空調が占める割合が高いことを知って、省エネという観点からも社会的意義や将来性を感じました。

 入社後はホテルの改修工事の現場で研修を受けました。電気設備や衛生設備など、現場ではたくさんの会社が協力して働いています。日々の調整や長いスパンの調整も含め、各社の現場監督との綿密な打合せを行い調整することによって、工事が混乱なく安全に進んでいくのだということを肌で感じることができました。この現場で仕事の具体的なイメージをつかんだ後、配属されたのは設計部でした。

阿部健太01

お客様のニーズをいかに引き出せるか

阿部健太02

 「本社の机に座って黙々と計算したり図面を書いている人」というのが入社前に私が持っていた設計の仕事のイメージでした。実際には、自分一人で考えて作業する部分もありますが、ある程度の規模のプロジェクトであれば、設計部内でも複数の人間が関わって、みんなで相談しながら作業を進めて行きます。

 案件がスタートする時は、まず営業と一緒にお客様にお話を伺いに行き、お客様からニーズをうまく引き出すところから私たちの仕事が始まります。業界のリーディングカンパニーである新菱冷熱は、お客様の要望をそのまま形にするだけでなく、プラスαの提案をすることで、結果的にお客様のさらなる信頼を築いてきました。設計部は、コスト的にも内容的にもお客様の期待をさらに上回るものをご提案すべく頭を絞っています。そうやって打ち合せを重ねて行きながら工事の受注につなげていく、設計の仕事にはそうした営業的な一面もあるということは、入社して初めて知りましたね。

常に100点満点を保つという使命感

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 入社3年目、自分にある程度の裁量を持たせてもらい携わることのできた案件が、結婚式場の改修工事でした。私が書いた設計図の内容で受注でき、その後、自分が作成した図面をもとに現場の皆さんが作業を進めていくのを目の当たりにして、竣工の時には達成感でいっぱいでしたね。結婚式場という性質上、特に空調の音には気を使って設計しました。完成後にお客様から感謝と満足の言葉を頂いた時には、この仕事を選んで良かったと思いました。

 新築や改修、居住空間や工場など、入社して10年の間にいくつもの案件を手がけてきましたが、1つとして同じものはありません。常に新しい発見と学びの継続です。工場であれば、温度や湿度にも高い精度が求められますし、停電時のリスクを想定してバックアップの備えも必要です。

 空調はお客様の目には見えないものですが、快適に保たれて当たり前という、常に100点満点を要求される仕事です。ハードルは高いですが、それだけにやりがいも大きい。これからは、超高層ビルなどの大型案件を任されるような設計者になりたいですね。

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