MENU

建築が筋肉ならば、機械は内臓、制御は脳、電気は神経

長谷川勝02

 私の所属部署は計装エンジニアリング事業部です。自動制御や電気の分野を担うエンジニアとして働いています。空調設備を適切に自動制御するためのシステム設計をはじめ、プラント系の物件では空調だけでなくプラント全体の発電も新菱冷熱で受注することがあるため、その発電システム全体を設計・施工管理しています。当社の工事全体の約2割が、そうした自動制御・電気に関連した工事です。どんな立派な空調設備も私たちが担当する電気や制御がなければ動きませんから、根幹を成す大切な部門で働いていると自負しています。

現場を経験することで描ける設計図は濃くなる

 1年目の研修後はしばらく社内で設計や積算の業務に携わっていました。一般ビルもあれば地域冷暖房(DHC)もあり、新築もあれば改築もあり、規模も内容も実に様々な案件があるということを実感しました。

 初めての施工管理の現場は都内のDHCで、私自身が描いた設計図を元に冷凍機とボイラーを納入するという改築案件でした。機械設備の現場担当は複数名いるのが通常ですが、電気計装の現場担当は私一人。クライアントとの話し方もほぼ手探り状態で苦労しましたが、上司や協力会社にも相談しながらなんとかやり遂げましたね。一つ施工管理の現場を体験したことで、その経験を活かし、以後はさらに濃い設計図を作れるようになりました。現場の工事のイメージをもって設計をできるようになったのです。これは設計から施工管理まで横断的に行う新菱冷熱の強みでしょうし、エンジニアとしてもやりがいのあることです。

長谷川勝01

初のコージェネ案件に挑戦

長谷川勝03

 3年前、ターミナル駅を中心とするDHCの新築案件で、電気計装担当として現場を担当することになりました。新菱冷熱はDHCプラントの発電も担うことになっていたため、ガスエンジンを稼動して一つは電気に、もう一つは蒸気や温水にして地域冷暖房に使うという、私にとって初のコージェネレーションの案件となりました。駅前のみならず、1キロ離れたビルにも熱を送る計画で、クライアントや設計事務所、協力会社や社内の施工、設計部門との擦り合わせの日々。さらには電力会社と電気を連系させるため、電力会社とも何度も協議を行い慎重にシステムを構築していきました。また、省エネのためのDHCでありコージェネですから、エネルギーの見える化が必要です。コンピューターの監視モニターで発電状況や熱源設備の稼働状況などをビジュアル化し、効率的にプラントが運用されているかを監視する設備の構築も我々の仕事になります。苦労が多かった分、2年かけて竣工した時は本当に感慨深かったですね。

 今は、その時の発電機の約12倍のパワーを持つ海外製の発電機が入る工場の発電プラントの案件を手がけています。発電の規模が桁違いで、制御も複雑です。入社から9年経った今も、まだ案件ごとに新しい発見と学びの連続で、充実した日々を送っています。

仕事や人について


将来の私を考える 仕事のやりがい
先輩社員一問一答