新菱冷熱CSRレポート2016
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特集1ム「3D-MAPS」を利用して、配管工事の一部をプレファブ化しました。BIMの活用による作業の効率化 新菱冷熱が独自に開発した3D-CAD「S-CAD」を用いて、設計図、施工図、3次元モデルを作成し、BIM(Building Information Modeling)モデルを構築しました。これにより、完成イメージを事前に確認することが可能となり、施工後の手戻り作業をなくすことができました。 また屋上に設置する熱源機器の車両誘導から、クレーンでの吊り込み、組み立て、移動までの手順をアニメーション施工上の取り組み機械室内を3Dレーザースキャナで計測する。3次元座標データと竣工図から作成した施工図(3D-CAD)を比較して施工図を修正する。施工図をもとに新設配管を工場で製作する。製作したすべての部材にRFIDタグ※を取り付ける。RFIDを読み、施工図からその部材の取り付け位置を自動抽出する。3D-MAPSによりその位置を指示し、それに従って部材を取り付ける。で作成し、搬入時の危険ポイントを事前に確認しました。搬入の当日は基本的な確認のみで施工ができ、安全で効率の良い作業をすることができました。完成イメージの事前確認搬入シミュレーション3次元計測技術による施工の省力化 3Dレーザースキャナおよび3次元計測・位置決めシステ施工フロー231 本プロジェクトは、全事業部・支社が参加した「環境・省エネアイデアコンペ」から始まりました。○ 2009年6月環境・省エネアイデアコンペ○ 2009年11月プロジェクト発足○ 2010年11月着工○ 2011年9月竣工プロジェクトの年譜アイデアコンペプロジェクト会議解体工事開始壁面緑化工事図面交付式ソーラークーリングシステム工事高効率空冷ターボヒートポンプチラー工事以後、検証と継続的な省エネルギー策を実施計画・設計検証・継続施工省エネ / 快適性ハード / ソフト※写真のレーザー光はイメージ4省エネ / 快適性ハード / ソフト※RFIDタグ:非接触で情報を読み書 きできるタグ新菱冷熱 CSRレポート 20169

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