新菱冷熱CSRレポート2016

27/44

独占禁止法研修の継続実施独占禁止法遵守のための10カ条公正な事業慣行　2016年1月、独占禁止法研修を開催し国内の全営業職が受講しました。毎年継続的に研修を実施することで、独占禁止法の遵守徹底への浸透・理解を進めてまいります。「別冊 関係法令の解説」さまざまなコンプライアンス教育の実施　新菱冷熱では、さまざまなコンプライアンス教育を継続的に実施しています。コンプライアンス委員会主催の教育、各部独自のカリキュラムなど、幅広く実施しており、全役職員がつねにコンプライアンスを意識しながら業務に取り組んでいます。対象者教育内容全役職員コンプライアンスe-ラーニング全役職員独占禁止法の遵守徹底確認国内営業職独占禁止法研修新入社員2015年新入社員2次教育新入社員2016年新入社員1次教育昇格者等級に応じたコンプライアンス教育○2016年度コンプライアンス教育の対象者と教育内容　新菱冷熱では、全社員向けに「新菱コンプライアンスNews」を定期的にメール配信しています。毎号、アンケートを実施し、社員が気軽にコンプライアンスに対する意見を述べたり相談ができるしくみも整えています。「新菱コンプライアンスNews」の定期配信新菱グループコンプライアンス連絡会　国内グループ会社による「新菱グループコンプライアンス連絡会」を定期的に開催しています。連絡会では、グループでコンプライアンスの認識を一つにするための情報共有や、各社活動の情報交換を行っています。また、グループ共通のコンプライアンス教育の企画・実施など、教育面での連携も図っています。新菱グループコンプライアンス連絡会海外営業所・現地法人への対応海外版ガイドラインの策定　2016年1月、グローバルに活躍する日本人社員および海外営業所と現地法人の役職員を対象とした「コンプライアンス ガイドライン（グローバルバージョン）」を策定しました。各国・地域の法令の遵守、人権を含む各種の国際規範の尊重はもとより、文化や慣習などに配慮した事業活動を推進するために守らなければならない基本原則を定めています。また2016年8月までに、海外営業所・現地法人のすべての役職員がガイドライン教育を受講し、コンプライアンス遵守を誓約しました。「コンプライアンス ガイドライン（グローバルバージョン）」　新菱冷熱は2016年10月、海外業務において公務員等に接する際の遵守事項・遵守体制を明記した「海外における汚職防止に関するガイドライン」を策定し、運用を開始しました。ガイドラインには、汚職防止に関する各国共通の考え方のほか、国・地域の個別の事情に応じた対処方法を記しています。海外汚職防止ガイドラインの運用開始　「新菱グループ コンプライアンス ガイドライン」の別冊として「関係法令の解説（独占禁止法・建設業法等）」を作成し、新菱冷熱の全役職員とグループ会社の営業職を中心に配付しています。独占禁止法や関連する法律を体系立ててまとめた解説書として、教育に活用するものです。反社会的勢力への対応　「反社会的勢力の威嚇には、絶対に屈しません。毅然として、勇気をもって排除します。」という行動規範･行動基準を遵守し、内部統制の一環として取り組んでいます。また、2015年11月、対応マニュアルや国からの指針等をまとめた「反社会的勢力に対する対応要領」を改定し、社員への情報周知に努めています。建設業法第28条第3項の規定に基づく30日間の営業停止処分を命ぜられました。今回の処分を厳粛かつ真摯に受け止め、全役職員を挙げて、法令遵守の徹底と再発防止策の実施に全力で努めてまいります。　「新菱グループ コンプライアンス ガイドライン」において、独占禁止法を遵守徹底するために、日常業務において注意すべき事項を10カ条にまとめ、役職員による定期的な遵守確認を実施しています。新菱冷熱 CSRレポート 201626

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です