新菱冷熱CSRレポート2016
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 新菱冷熱は、外部認証機関による審査を受け、国内の各事業部・支社において、品質マネジメントシステム ISO9001の認証を取得しています。これまでも、品質マネジメントシステムの運用によって、営業・設計・施工管理に関するプロセスの継続的改善を図り、品質の確保とお客様の満足度の向上につなげてきました。 今後もお客様のニーズに的確に応え、高品質な設備とサービスを提供できるよう、品質管理体制の充実に努めていきます。消費者課題品質マネジメントシステム ISO9001安全衛生への取り組みCSR活動トピックス新菱冷熱は、品質マネジメントシステム ISO9001の認証を取得し、お客様に満足いただけるよう品質向上に努めています。また、新菱冷熱における現場の安全衛生管理には、創業以来不動の「安全衛生基本方針」を掲げ、これを全社員の行動原理とし、協力会社の皆様が、安全な設備と最適な環境の中で作業できるよう取り組んでいます。 新菱冷熱では、品質マネジメントシステムの根幹を「施工サイクル」と考え、各施工現場の品質管理に取り組んでいます。 「施工サイクル」とは、着工時の検討会、施工中の各段階および竣工前の検査の実施によって、品質要求事項への品質管理への取り組み 新菱冷熱は創業時からの安全衛生基本方針のもと、安全を何事にも最優先とし、労働災害を防止すべく、全役職員が一丸となって、安全衛生活動に取り組んできました。震災復興事業や2020年東京オリンピック・パラリンピックによる仕事量の増加、それに伴う労働力不足を補うために生じる、経験の浅い作業員の増加や高齢化などの課題解決に向けて、さらなる安全衛生活動が必要だと考えています。 新菱冷熱は毎年、全社安全衛生運動指針を定め、災害防止に努めています。2016年の全社安全衛生運動指針では、社員・作業員が自ら危険感受性を磨き、建築現場に潜在する危険有害要因を特定し、その危険要因への対策を講じられる力を身に付けることこそが、労働災害防止の第一歩であることを強調しています。あらん限りの誠実を尽くし顧客に信頼される品質を提供する全社品質方針安全なくして作業なし 安全なくして企業なし安全衛生基本方針危険感受性を高め潜在する危険有害要因を特定し 重篤災害を防止しよう2016年全社安全衛生運動指針適合を確認し、施工品質に関わる課題の発見と対策を講じるしくみのことです。「施工サイクル」を適切に実行することで、着工時からお客様への引渡し後のフォローまで、お客様のニーズにお応えしています。さらに施工技術面においては、施工基準やトラブル事例などの教育とともに、有資格者の計画的かつ適正な配置を行い、施工品質の確保に努めています。 「新菱フォーラム」には総合フォーラムとセミナーがあり、総合フォーラムは、海外も含めた全社をTV会議システムでつなぎ、技術・設計・営業職の交流と技術情報の共有を行っています。また、セミナーは、社員の専門的技術力の向上と情報交換を目的としたディスカッション形式の会です。2016年度には、総合フォーラムとセミナーをそれぞれ2回ずつ開催し、技術力の強化を図っています。「新菱フォーラム」の開催新菱フォーラム新菱冷熱 CSRレポート 201631

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