新菱冷熱CSRレポート2016
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 新入社員全員を海外の施工現場に、数名単位で派遣します。現地に1週間滞在し、現場実務を経験することで、海外勤務や生活に対する理解を深め、グローバルな感覚と海外で働く意欲をもった人材を育成します。子ども参観日教育/人材育成海外研修制度 新菱冷熱は、1972年から業界に先駆けて海外事業に着手し、アジア・中東を中心に営業所・現地法人を開設し、事業を展開してきました。近年では、グローバルに活躍できる人材を多く育成するため、さまざまな教育プログラムを設けています。新入社員 海外短期トレーニー制度ベトナムでの現場研修ベトナムでの現地スタッフとの打ち合わせ 国内で実務を経験した入社4~8年目の社員を対象とした制度です。公募により選ばれた社員が、1~3年間かけて、海外業務を経験します。2015年は5名、2016年は3名が参加しています。海外事業を担う若い力を、実務を通して育成します。海外実務派遣制度東北支社 主務 田畑 彰悟(新菱インドネシア 海外実務派遣) 2016年8月、本社において「子ども参観日2016」を開催し、全国から子どもたちとその家族、総勢90名が参加しました。この取り組みは、社員の家族に「お父さん」「お母さん」の仕事を知ってもらい理解を得ることで、社員が誇りをもって働けるよう2011年から開催しているイベントで、今回が6回目になります。 子どもたちは「仕事紹介スタンプラリー」として営業・設計・技術・資材・総務の仕事場を順番に回り、職場の雰囲気を感じながら、各部の役割について理解を深めました。子どもたちからは「お父さんの机を見ることができてうれしかった」「CADの操作は難しかった」「名刺交換が楽しかった」といった感想がありました。CADの操作体験社員との名刺交換 タイのコージェネレーションプラントでの研修は、建物や規模も大きく、驚きの連続でした。現地スタッフとの会話はすべて英語だったため、最初は苦労しましたが、絵などを用いて根気強く説明してくれたおかげで、研修終盤には会話にも慣れてきました。研修により、海外で働くイメージがはっきりしたことで、将来に向け技術と語学の両方を積極的に学ぶという目標ができました。新入社員(タイ新菱現場での短期トレーニー参加)堺 優佳理VOICE新菱グループ合同新入社員教育 新菱グループは、国内グループ会社合同の新入社員教育を実施しています。新菱グループには建設業のほか、人材派遣・システム開発・ホテルなど、さまざまな業種の会社がありますが、合同新入社員教育では「業種の垣根を越えて協力することで、どのような事業展開ができるのか」をテーマに話し合い、自由な発想の生み出し方とグループが支え合う大切さを学びます。中央研究所での合同教育新菱冷熱 CSRレポート 201638

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