施工品質向上の取り組み

業務プロセスの継続的改善

全社品質方針
あらん限りの誠実を尽くし顧客に信頼される品質を提供する

新菱冷熱は、国内事業部・支社、海外営業所において、品質マネジメントシステムISO9001の認証を取得しています。全社品質方針のもと、品質マニュアルにもとづき設備とサービスに対する品質保証活動を行っています。
また、お客様満足度アンケートを通して、お客様や社会のニーズを把握し改善することで、信頼いただける品質の提供に努めています。

IS09001認証取得状況

(2024年4月現在)

事業部・支社
認証登録範囲
規格
認証番号
認証日
有効期限
認定機関
認証機関
首都圏事業部
都市環境事業部
機器設備事業部(工事部)
横浜支社
北海道支社
丸の内支社
東北支社
空気調和設備、衛生設備、電気設備及び 関連設備の設計、施工
2015
MSA-QS-
542
2000.
4.14
2027.
4.13
JAB
MSA
((株) マネ
ジメント
システム
評価セン
ター)
燃料エネルギー事業部
原子力施設及び一般プラント施設の設計・開発・製造・施工及びアフターサービス
2015
JMAQA-341
1999.
6.28
2027.
9.10
JAB
JMAQA
((社)日本
能率協会審査
登録センター)
電気計装事業部
空調衛生設備、自動制御設備、中央監視設備、電気設備、電気通信設備、地域冷暖房設備、コージェネレーションシステム及び関連設備の設計、施工及びメンテナンスサービス
2015
MSA-QS-4201
2015.
3.26
2027.
3.25
JAB
MSA
⻄⽇本事業部
中部支店
空気調和設備、衛生設備及び関連設備の設計、施工及び付帯サービス
2015
MSA-QS-709
2000.
10.17
2027.
10.16
JAB
MSA
⻄⽇本事業部
(大阪支社)
空気調和設備、衛生設備及び関連設備の設計及び施工
2015
MSA-QS-511
2000.
3.17
2027.
3.16
JAB
MSA
⻄⽇本事業部
⻄部支店中国駐在
(中国支社)
空気調和設備、衛生設備及び関連設備の設計、施工及び付帯サービス
2015
MSA-QS-959
2001.
2.15
2028.
1.17
JAB
MSA
⻄⽇本事業部
⻄部支店九州駐在
(九州支社)
空気調和設備、衛生設備及び関連設備の設計及び施工
2015
MSA-QS-885
2001.
1.19
2027.
11.20
JAB
MSA
アジア支社 香港営業所
空調換気設備工事、電気設備工事、 消火設備工事、衛生設備工事
2015
Q1397
2018.
6.20
2027.
6.20
HKCAS
Accredited
Certification
International
Limited
(香港)
アジア支社 シンガポール営業所
空調換気設備工事、電気設備工事 (ビル管理設備工事を含む) 、消火設備工事
2015
98-2-0860
1998.
7.23
2025.
6.18
SAC
TUV
SUD
PSB
Pte
Ltd
(シンガポール)

JAB: (財) 日本適合性認定協会

SAC:Singapore Accreditation Council

施エサイクルにもとづく業務フロー

施工現場では、品質マニュアルにもとづく施工サイクルを実施しています。着工時の施工検討会、工事の進捗に合わせた品質パトロール、中間検査、竣工前検査を適切なタイミングで実施し、施工上の検討課題の抽出や問題解決を図っています。施工管理の基盤である施工サイクルを確実に実施していくことで、お客様の要求事項にお応えする施工品質を提供しています。

施工品質向上と技術トラブル防止

新菱冷熱は、お客様に信頼される高品質な設備システムを提供するため、「施工サイクル実施率100%」をKPIに定めました。品質マネジメントシステム(QMS)にもとづき、施工サイクルを確実に実施していきます。2023年度は100%実施し、目標を達成しました。
施工サイクルの確実な実施は、設備システムの施工品質向上につながります。そのため、法規制や技術基準、さらには設備システムの維持管理面も考慮した品質改善を行っています。また、施工進捗の確認にICTを積極的に活用することで、品質管理の精度が向上しました。安全衛生管理や環境管理、生産性向上、働き方改革など多面的な視点で、施工現場を確認することにより、安全で高効率な業務プロセスの実現を推進しています。
※当年度の完成工事を集計

品質パトロール

品質パトロールによる施工状況の確認

品質パトロールは、設計上の要求事項や法規制、社内の技術基準などを適切に反映して施工していることを確認し、改善を行う業務プロセスです。
品質管理担当者が定期的に施工現場をパトロールし、施工品質計画書や施工図にもとづき適切な施工が行われているかをチェックリストに沿って確認します。また、過去のトラブル事例やお客様からの指摘事項を整理した重点管理項目も確認しています。品質パトロールにより早期に問題を発見し、継続的な品質改善を図ることで施工品質を向上させるよう努めています。