レジリエンスな
社会への貢献

複合施設

生き生きとした街づくりへの貢献

Hareza Tower(ハレザタワー)

竣工:2020年5月
延床面積:約68,600m2
建物用途:事務所・映画館・飲食店舗・物販店舗・駐車場
所在地:東京都

  • 無薬注型防食システム「Corro-Guard®」
    無薬注型防食システム「Corro-Guard®
Hareza Tower(ハレザタワー)
  • 無薬注型防食システム「Corro-Guard®」
    無薬注型防食システム「Corro-Guard®

この施設について

Hareza Towerは、池袋駅から近い豊島区旧庁舎跡地に、国家戦略特区における国家戦略民間都市再生事業の認定を受けて建設されました。オフィス・商業・シネマコンプレックス等が整備された、豊島区が掲げる「国際アート・カルチャー都市としま」のシンボルです。中池袋公園とHareza池袋エリアの公開空地、周辺道路を一体的に活用することで、Hareza池袋エリア全体を一つの街とする新たな賑わいを生み出し、「まち全体が舞台の誰もが主役になれる劇場都市」の実現を目指す都市開発プロジェクトの主要施設となっています。この施設は、高効率型空冷ヒートポンプパッケージなどの導入により、最高ランクとなる「CASBEE Sランク」認証を取得したほか、事務所用途の部分評価では「ZEB Ready」認証を取得しています。

新菱冷熱の仕事:空調設備

新菱冷熱は空調設備の施工を担当しました。この施設のオフィスフロアにはシステム天井用カセット型エアコンと加湿器が採用されており、数多くある冷媒・加湿給水・ドレン管の施工管理の効率化が課題でした。そこで、協力会社と連携した新工法を導入することにより、発注・加工・物流の一元管理できる新配管ユニットを基準階に設置することで効率化を図り、省エネルギー・省資源・CO2排出量の低減・産業廃棄物の軽減に努めました。
この施設には、新菱冷熱の開発技術である無薬注型防食システム「Corro-Guard®」を導入し、配管の腐食や劣化を抑えるこの技術によって、設備の耐用年数の向上に貢献しました。このほか、試運転時の様子がリアルタイムに見える化できる「環境分析システム」を活用し、短時間で環境評価と改善案を導く工夫をするなど、新技術を積極的に導入し、地球にも人にも優しいオフィス空間とメンテナンス性の高い設備を実現することができました。
また、出勤時間のシフト制を導入したり、女性社員のさらなる活躍を推進したりと建設現場の柔軟な働き方に取り組み、働きやすい職場環境とワークライフバランスの実現を図りました。

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