氷蓄熱システム
「ザ・自由雪計®」
あらゆる施設に、自由雪計で実現

「施設内の限られたスペースを有効活用し、省エネ・省コストの空調設備を導入したい」、当社では、このようなニーズに対しレイアウトフリーな氷蓄熱システムを開発しました。一般空調設備、産業用の冷熱源、食品工場のプロセス冷却設備等、幅広い分野に適用できます。
システム構成
要素技術
Layout Free「トランスペット®」が実現する自由設計
- 製氷装置「トランスペット®」によるダイナミック氷蓄熱システムのため、自由な機器配置を行うことができます。
- 氷水搬送・分配蓄氷技術 (特許3743889号) によって、確実な搬送と、均一な蓄氷が可能となります。
- シャーベット状の氷を蓄えるため、氷蓄熱槽の種類・形状・位置に制約はありません。
Renovation 既設水蓄熱槽を氷蓄熱槽に転換
- レイアウトフリーのため、地下ピットなどの水槽を氷蓄熱槽として利用できます。
- 「ザ・自由雪計®」氷蓄熱システムと蓄熱槽を配管で接続することにより、氷蓄熱槽が構築できます。
- 氷蓄熱槽内に製氷コイルを設置する必要がないため、大規模な躯体工事を必要としません。
Energy Saving 冷凍機を高効率に運転、省エネを推進
- 伝熱効率の高いプレート式熱交換器を過冷却器として採用することにより、ブライン冷凍機を高効率で運転できます (ブライン温度 0℃~-3℃) 。
- 冷却部と製氷部を分離できるため、伝熱面での氷の成長による伝熱効率の低下が起こらず、冷凍機を高効率で運転できます。
- 氷蓄熱システムの中でトップクラスの運転効率を実現します。
Discharge 優れた放熱特性
- シャーベット状の氷は、氷の表面積が大きく、放熱特性に優れています。
- 0~2℃の低温冷水を安定して取り出せるので、大温度差システムに最適です。
- 放熱ベース運転やピークカット運転を目的とした1~3時間の短時間放熱が可能です。
- 数値流体シミュレーション (CFD) により、放熱時の氷の融解状況や、取水温度の変化を事前に予測できます。
放熱シミュレーション