感染対策
システム

病原体濃度を低減する空調換気システム

当社では医療施設における新型インフルエンザや結核などの感染対策技術の開発に取り組んでいます。CFD (数値流体シミュレーション) 技術を活用して飛沫核の挙動を解析し、さらに実規模試験による検証を行うことで、最適なシステムを提案しています。

プッシュプル気流による病原体の漏洩防止技術

0.3m/s以下の低風速で水平なプッシュプル気流により、病室と廊下の空気を遮断することで、病原体の流出入を防止する感染対策技術です。これにより、清浄エリアの病原体濃度を汚染エリアの5%以下に維持して感染リスクを低減します。従来は前室を設置していましたが、プッシュプル装置を設置することにより、前室が不要となります。

  • プッシュプル装置のレイアウト (平面)
    プッシュプル装置のレイアウト (平面)
  • プッシュプル気流による遮断効果の可視化実験
    プッシュプル気流による遮断効果の可視化実験
    ※ 汚染エリアで発生させた煙をプッシュプル気流が捕捉し、
    清浄エリアへの漏洩を防止している様子を天井から撮影

簡易プッシュプル装置による病原体濃度低減技術

診察室でフィルター付吹出口・吸込口をプッシュプル装置として使用する感染対策技術です。診察室の患者をプッシュプル気流の中に入れることで、患者から発生する病原体をプッシュ気流が捕捉し、プル装置のフィルターで除去します。この結果、病原体曝露量がプッシュプル装置を使用しない場合の5%以下になるため、医師の感染リスクが低減します。工事が不要なため、既設の病院にも導入可能です。

  • 簡易プッシュプル装置の概要 (平面)
    簡易プッシュプル装置の概要 (平面)
  • 模擬病原体の捕捉効果の可視化実験
    模擬病原体の捕捉効果の可視化実験
    ※患者の口から発生させた煙をプッシュプル気流が捕捉し、
    簡易プル装置で排気している様子

問診室感染対策技術

患者の咳をスクリーンで遮断し、医師に清浄な空気を供給しながら病原体を排出する感染対策技術です。低風量で安全に問診できるため、パンデミック時だけでなく、通常時の外来でも感染対策効果のある問診室として使用できます (特許第5155358号) 。

  • 問診室の概要 (平面)
    問診室の概要 (平面)
  • 遮断効果の可視化実験
    遮断効果の可視化実験
    ※患者の口から発生させた煙をスクリーンが遮断し、
    気流により清浄エリアへの漏洩を防止している。

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