廃棄物圧縮減容装置

廃棄物のドラム缶への充填効率を大幅にアップ

原子力関連施設から出る廃棄物のうち、焼却処理ができないものはドラム缶に充填して保管されますが、その保管スペースの確保が大きな課題となってきています。
本装置は、この課題を解決する一助として開発されました。ドラム缶内の廃棄物を上部から加圧することで効果的に減容します。さらに、加圧の後に発生するスプリングバックを専用圧縮減容袋で抑制し、ドラム缶への充填効率を格段に向上させることができます。

納入例

納入例

仕様

型式 MDP-150
圧縮方式 油圧式
処理対称物 可燃物 (ポリシート、酢酸ビニルシート、非ハロゲンシートなど)
難燃物 (塩ビシート)
不燃物 (保温材、不燃シート)
圧縮力 1500~2500kgf[14.7~24.5kN]
電動機 3相200V 1.5kW
外形寸法 750W×1100L×2300H
装置重量 約360kg
標準付属品 本体移動用キャスタ、本体吊用アイボルト、
ケーブル4.0m付属、ドラム缶位置決め

※ オプションについては別途ご相談ください

圧縮減容袋で、充填効率を大幅にアップ

特殊ナイロンにラミネート内貼りを施した圧縮減容袋を採用することで、圧縮処理後に生じるスプリングバックを抑制し、ドラム缶への充填効率を大幅にアップ(約5倍)することができます。

作業が簡単&スムーズ

本体はキャスタ付きで移動可能です。重量物であるドラム缶の受入れ・払出しが手作業で行えるコンベア搭載仕様の納入実績もあります。ハンドリング仕様等のご提案も可能です。ご相談ください。

コスト削減で経済性も向上

従来の方法に比べてドラム缶1本あたりの充填効率が高く、ドラム缶の発生本数の抑制、保管スペースの低減により、コストの削減を図ることができます。

安全面にも考慮

シンプル操作で安全な作業を行うことができます。また、圧縮時の排気を処理する為のHEPAフィルタユニット搭載仕様の納入実績もあります。排気処理仕様等のご提案も可能です。ご相談ください。

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