エネルギー計測
解析技術

建築設備の創エネルギー技術、省エネルギー技術、
蓄エネルギー技術の性能を計測・解析・評価する技術

近年、建築物のエネルギーシステムに対する要求は、省エネルギー性、環境性、経済性、安定供給性など多様化する傾向にあり、かつ、それぞれへの要求水準は高まっています。また、ZEBの実現やスマートコミュニティの構築などが期待されています。このような背景から、建築設備においては「創エネルギー技術」「省エネルギー技術」「蓄エネルギー技術」の性能向上が求められています。当社には、それらの研究開発の支えとなるエネルギーシステムの性能を計測・解析・評価する基盤技術があり、社会ニーズに応えるべく、エネルギー関連の研究開発を進めています。

太陽光発電システム

太陽光発電パネル太陽光発電システムは普及の拡大が見込まれ、当社でも設置工事を実施しています。太陽光発電パネルは、種類 (結晶型、アモルファス型、化合物型など) 、設置傾斜角度やパネル温度によって発電性能が大きく変わります。当社では、年間を通した発電状況を計測し、発電性能に関する解析・評価を行い、太陽光発電の知見を蓄積しています。ニーズに適した設計・施工が可能です。

本社ビル省エネeco化プロジェクト

本社ビル省エネeco化プロジェクトの取組み「省エネルギーと快適性の両立」をコンセプトに、竣工後40年が経過した本社ビルの省エネルギー性能の向上を図る改修工事 (2011年9月竣工) を実施。さまざまな省エネルギー技術の効果検証フィールドとして有効に活用し、改修後5年目の一次エネルギー消費量削減率40% (2009年度比) の省エネ目標を4年目となる2015年度に達成しました。

氷蓄熱システム「ザ・自由雪計®

蓄熱槽 (地下ピット)の蓄熱状況氷蓄熱システムは、夜間に氷を製造して蓄熱槽に冷熱を蓄え、昼間にその冷熱を利用して空調等を行うシステムであり、電力のピークカット・ピークシフトに貢献しています。「ザ・自由雪計®」は、当社が開発した独自システムであり、トップクラスの運転効率、優れたメンテナンス性を有し、レイアウトフリーを実現したシステムです。