MR技術による
気流シミュレーションの『見える化』
新菱冷熱は、20年以上前から、数値流体シミュレーション「CFD技術」の実用化に取り組んできました。現在では、設計提案をはじめ、既存施設における温熱環境などの課題抽出や改善案の検討など、さまざまな場面で活用されています。
そのCFDの解析結果を、装着式ホログラフィックコンピュータ「Microsoft HoloLens ※」を利用したMR (複合現実) 技術により「見える化」するシステムを、国内で初めて開発しました。
※「Microsoft HoloLens」は、米国マイクロソフト社の製品です
主な特長
- 装着式ホログラフィックコンピュータ「Microsoft HoloLens」を利用することで、CFD解析した3次元の気流シミュレーションを、実際の室内空間と重ねて「実物大のスケール」で見ることができます。
- また、室内空間を自由に動き回り、任意のポイントで気流シミュレーションを体感できます。
- 空気の流れの他に、風速、温度、浮遊微小粒子 (塵埃)、化学物質などの分布も「色」で表現できるため、より具体的・直感的に室内環境をイメージできます。
- 設計条件や設備仕様などの専門的な情報も、わかりやすく「見える化」できます。
( 本技術は (株) ソフトウェアクレイドルとの共同開発です )
- ホロレンズ装着イメージ
気流シミュレーションの見える化
気流シミュレーションの見える化 (動画)