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2019.7.19海外現地法人のマネージャー(管理職)研修を実施
~グローバル人材の育成強化~

当社は、7月2日から5日まで、本社、および当社の中央研究所 (茨城県つくば市)において、新菱グループの海外現地法人および拠点のマネージャー(管理職)を対象とした研修を開催しました。今年で5回目となる本プログラムに、今年はこれまでで最多となる11の国と地域(香港、ベトナム、フィリピン、台湾、UAE、ミャンマー、シンガポール、インド、マレーシア、タイ、インドネシア)から、合計19名が参加しました。

研修1日目は、新菱グループの事業や経営方針、空調をはじめとする先端技術などを学びました。昨年から、当社が施工を担当する工事現場や地域冷暖房施設の視察を新たに研修に加えました。2班に分かれて視察を行い、施工方法や現場の管理手法などについて多くの質問が出ました。工事現場を視察したシンガポールのマネージャーからは、「大規模な施設の空調設備を目の当たりにしてとても驚いた」、また、地域冷暖房施設を視察したベトナムのマネージャーからは、「自国にはこのシステムがないので、とても勉強になった」などの感想がありました。夕方に催された歓迎会では、各国マネージャーおよび当社関係部署との交流が行われました。

2、3日目は、海外勤務経験のある日本人管理職も加わり、マネジメント研修が開催されました。講師からマネジメントに関する具体的なテーマが提示され、そのテーマについて各国マネージャーが4グループに分かれて議論しました。その後、議論した内容をグループ代表者が全員の前で発表することで、管理職に必要な知識や判断力について理解を深めました。この研修を通じて、「異なる文化や国であっても、物事の捉え方や考え方は同じだと分かり、他国マネージャーとの距離感が縮まった」などの感想がありました。

4日目は、茨城県つくば市にある高エネルギー加速器研究機構、および、当社の中央研究所の施設見学を行いました。中央研究所では空調技術をはじめ、当社の先端技術への理解を深めました。各国マネージャーは「最先端の技術を自国の現場に応用できないか」という思いを持ちながら、説明に耳を傾けていました。夕方に催された懇親会では、各国マネージャーおよび当社研究員との交流が行われ、4日間のプログラムは終了しました。

当社は1972年、海外事業に進出して以来、アジア・中東を中心に、海外現地法人10社を含む海外23拠点の海外ネットワークを展開しています。新菱冷熱は、国際社会に今以上に求められる企業グループへと成長するには、国籍・人種の垣根なく、多様な人材が活躍できる環境づくりが大切だと考えています。今後も国際交流、教育機会を積極的に設け、グローバルな人材育成を進めていきます。


  • (写真1) マネジメント研修の様子


  • (写真2) 中央研究所での先端技術見学の様子

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