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2022.5.20「第20回環境・設備デザイン賞」入賞

一般社団法人建築設備綜合協会が実施した「第20回 環境・設備デザイン賞」において、「ダイナミックレンジ放射空調システム」「新菱神城ビル」が入賞しました。
環境・設備デザイン賞とは、環境・設備デザインに的確で客観的な評価が広く一般社会に公開され、認知されることが望ましいことから、優秀な「環境・設備デザイン」に対して賞を送って表彰することを趣旨としたものです。このたびは、株式会社三菱地所設計、芝浦工業大学ならびに当社の共同受賞です。

1.第Ⅰ部門(設備器具・システムデザイン部門) 入賞
「ダイナミックレンジ放射空調システム」
●ダイナミックレンジ放射空調システムの特長

放射空調は冷温水で温度を調節した天井パネルで空調する、ダクトレスで快適性に優れた音の静かな空調システムです。今回入賞した「ダイナミックレンジ放射空調システム」では、4つの独自技術を組み合わせることで、動的(ダイナミック)に往還温度帯(レンジ)を可変し、冷房期間の70%に自然エネルギーを活用するなど、従来の放射空調システムから省エネルギー性を大きく高めています。

詳しくはこちらをご覧ください。https://www.shinryo.com/tech/radiant.html

1.第Ⅱ部門(建築・設備統合デザイン部門) 入賞
「新菱神城ビル」
●新菱神城ビルの特長

ファサードは総ガラス張りの吹き抜け階段室を配し、春・秋は煙突効果を利用した自然換気、夏はダブルスキン、冬はサンルーフとして外皮負荷を低減するなど、四季の変化に対して建築と設備が融合して機能するデザインを採用したオフィスビルです。
空調は上記の「ダイナミックレンジ放射空調システム」に加え、「変風量コアンダ空調システム※1」を導入しており、省エネルギー性を大きく高めています。どちらのシステムもダクトレス空調で、天井内のダクトとダクトスペースが不要になることから、高い天井高を実現しています。

※1 詳しくはこちらをご覧ください。https://www.shinryo.com/tech/coanda.html


    • 新菱神城ビル(外観)

    • 吹き抜け階段室

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