新菱冷熱が積み上げてきた実績の背景には、高度な技術力があります。
ここでは、新菱冷熱の技術への取り組みについて紹介します。
中央研究所
新菱冷熱の研究・開発の核となるのが中央研究所です。
中央研究所は、筑波研究学園都市の北端に位置する筑波北部工業団地内にあり、敷地面積は1万坪 約35,000m2、研究本館、新実験棟、大実験棟、音響実験棟、エネルギーセンターの主要5棟と、屋外実験場などの付属施設で構成されています。
その中には実大規模の実験が行える広大なスペースと設備、実現象を正確にシミュレーションすることのできる高性能HPCサーバー、最先端技術を支える精密測定装置を揃えており、その規模は業界随一を誇ります。
実物大の実験装置
実物大の実験装置により、ペリメータ空調やインテリア空調などからなる多彩な居室空調方式を再現します。温度分布および気流分布の測定を行い、より正確な温熱環境を検証できます。
音響実験室
装置・機器類の騒音、音質・振動分析を行うことができる無響室(有効7.8㎥)、残響室(315㎥)があり 、両室とも空調が可能です。
空間シミュレーションルーム
ソーラーシミュレーターを設置した空間シミュレーションルームでは、外気の温湿度条件が任意に設定可能です。実際に使用するサッシュを設置し、季節ごとの正確な室内環境データを収集することができます。
化学実験室
太陽光を利用する実験や熱負荷の大きな実験を行うスペースで、固定用アンカー付きの基礎を多数設置しています。
中央研究所が備える7つの基盤技術をもとに、
4つの研究領域に力を入れて研究開発を進めています。
(1) Computatonal Fluid Dynamicsの略
(2) Building Information Modelingの略
新菱冷熱は全技術系社員の公的資格取得を奨励し、
業界トップクラスの技術を誇る
プロフェッショナル集団です。
※2020年9月30日現在
熱源最適制御システム
熱源システムの設計・運用ノウハウとエネルギーシミュレーションツールを活用し、エネルギー消費が最小となる運転条件を導出して、設備の最適な運用を実現します。
数値流体シミュレーション(CFD)技術
数値流体シミュレーション(CFD)技術は、現状の換気の状態を再現し、医療施設内の空気の「よどみ」を見つけて風の流れを明らかにするものです。この技術をもとに、より安定的に空気を入れ替えるリニューアル計画の立案をサポートしています。
無薬注型防食システム
「Corro-Guard®」
防錆材を添加せずに、イオン交換処理による水質改善で局部腐食の発生リスクを低減する技術と腐食状況をモニタリングする技術で、設備の長寿命化を実現します。
スマート養蚕システム
「MayuFacture®」
遺伝子組換え体を含むカイコの成育に適した環境の構築、成育速度をそろえることを可能とする飼育システムの開発により、大量に質の高いカイコを効率的かつ安定的に飼育できます。
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