PERSON 05
施工管理
A.H.
首都圏事業部 技術一部 技術二課
2015年入社 工学部 化学システム工学科卒
PROFILE
学生時代、製造工程の効率化をテーマとする授業があり、実際に工場の配管ルートを考える経験をした。それがきっかけとなって建築設備の施工管理に興味を抱いたのが志望動機。また、専攻していた化学システム工学の知識を活かせると考えたことも理由の一つ。建設業界は男性が多い業界とのイメージもあるが、その点はまったく気にならなかった。
自分を成長させてくれた経験
現在入社8年目で、施工管理としてこれまで4つの現場を経験してきました。振り返ってみて、自分にとって大きかったと感じるのは最初の現場ですね。東京都心の高層オフィスビルの新築工事です。最初の1年半は高層階の空調設備工事に携わり、続いて1年ほど同じビルのテナント工事の施工管理を任されました。担当したテナントの入居者は大手IT企業で、室内のデザインにもこだわっており、空調システムも個別に調整が必要でした。それだけに大変なことも多かったのですが、入社早々にオフィスビルの新築からその中のテナントエリアまでという空調設備工事の一連の流れを体験できたことは自分にとって、とても大きな財産になりました。
施工図をもとに工事が始まり、設備が設置され、建物が完成し、たくさんの人たちに利用される……。その様子を目の当たりできたこともいい経験でしたね。この仕事で一番やりがいを感じるのは、建物が竣工した時。竣工後も定期点検などで施設を訪れる機会がありますが、自分たちが創り上げた空間で人々が快適に過ごしている姿を見ると嬉しさがこみ上げてきます。
施工管理という仕事について
空調設備の工事は、設計図をもとに施工図を起こしていくところから始まります。若手のうちは施工図の作成も担当します。この段階で、設備や配管などの詳細な仕様を決定するのも施工管理の大事な仕事です。私はこの施工図の作成がとても好きです。「ここは他の設備が設置されるはずだから、ダクトはこっちを通そう」など、平面の設計図から施工の現場を想像して、設備や配管が上手に納まるように工夫していきます。そのためには現場に関わるさまざまな知識が必要で、経験を要する仕事でもあるのですが、一つひとつクリアする醍醐味があります。
この施工図をもとに、工程を考慮しながら作業員や機器や部材などの手配を行い、施工に取りかかります。工事の間は、建築工事の担当者や他業者の責任者の方々と調整のために頻繁に打ち合わせを重ねます。現場では施工図通りに納まらないようなことも多く、その場で臨機応変に決断を下さなければならない場合もあります。その責任の重さは、たとえ若手であっても変わることはありません。自分なりに的確な判断が行えるように、施工の基本となる設計図を納得できるまで読み込むように心がけています。
これからのキャリアステップ
現在はオフィスビルの新築工事に携わっています。施工管理だけでも10名以上が関わる大規模な現場です。経験豊富な先輩が多く、日々多くのことを学んでいます。個性豊かでさまざまな人材が集結していること。このこともまた、新菱冷熱の魅力だと感じています。先輩一人ひとりが多様な経験を持っていて、その知識を後輩たちに惜しげもなく教えてくれます。新人の頃は、教わったことを忘れないようにノートにまとめていました。今でも読み返し当時の想いを振り返ることがありますね。
新菱冷熱は、性別に関係なくとても働きやすい会社だと感じています。すでに現場代理人として活躍している女性の先輩社員もいます。私も早く現場代理人になって、より責任ある仕事に携わることが当面の目標です。現場代理人というポジションは、正直言って今のところはまだ想像できていないですが、現場のメンバーの声を真摯に受け止めることのできるリーダーが私の理想像です。
8:00
出社
現場の事務所に出社。メールチェックなどを行う。
8:30
朝礼
現場全体の朝礼。注意事項、その日の工程の確認など。
8:50
打ち合わせ
協力会社の作業員とその日の作業に関する打ち合わせ。
9:30
デスクワーク
現場事務所で施工図の作成などに取り組む。
11:30
昼礼
各工事の関係者が集まり、明日の工程に関わる打ち合わせ。
12:00
昼休み
13:00
施工の確認
担当現場に出向いて、作業の確認。その場で打ち合わせも行う。
14:30
デスクワーク
施工図の確認、資機材の発注など書類の作成。
15:30
工事検査
すでに施工が完了した箇所の検査に立ち合う。
17:30
夕礼
事務所にて、終業前の夕礼。明日の作業の確認など。
17:50
デスクワーク
関係書類の作成、メールチェックなど。
18:45
退社
※上記スケジュールはあくまで一例です。
好きな音楽を聴きながら
川沿いの道を散歩する。
休みの日は街に出て気ままに過ごす。近隣のショッピングモールで洋服を見たり、友人とゆっくりお茶を飲んだりしている。読書に熱中した時期もあったが、少し遠ざかり気味。それに代わって最近のお気に入りが散歩タイム。好きな音楽を聴きながら川沿いの道を歩いている。
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