2019.4.12新菱冷熱の働き方改革の取り組みが官民から評価
～「働き方さわやかProject」の活動スタートから3年、新菱冷熱らしさを生かした改革を推進～

当社は、このたび当社の働き方改革「働き方さわやかProject」の取り組みについて、新宿区の「ワーク・ライフ・バランス推進企業」に認定、さらに㈱ワーク・ライフバランス「働き方改革企業2019」の優秀賞を受賞しました。

1. 当社の取り組みに対する評価

   (1) 新宿区「ワーク・ライフ・バランス推進企業」に認定
   新宿区がワーク・ライフ・バランスの実現に取り組む企業・事業者を認定する「ワーク・ライフ・バランス推進企業認定制度」において、平成31年度の「子育て支援」と「働きやすい職場づくり」の2分野の推進企業に認定され、2019年3月28日、認定証授与式に出席しました (写真1) 。
   近年、当社が、女性の採用・活躍に力を入れていることや、女性部下を持つ上司に女性のキャリアや育児支援などをテーマとした研修を行うなど、育児と仕事を両立できる環境が整えられていること、また、配偶者の転勤に合わせて異動できる配偶者帯同転勤制度や、本人や家族の誕生日などに休暇をとれるアニバーサリー休暇など独自の制度を実施し、働きやすい職場づくりに取り組んでいることなどが評価されました。

   (2) 「働き方改革企業2019」で優秀賞を受賞
   2019年3月18日、当社は、株式会社ワーク・ライフバランス (所在地：東京都港区、代表取締役：小室 淑恵) が働き方改革に率先して取り組む企業を表彰する「働き方改革企業2019」の優秀賞を受賞しました (写真2) 。
   「働き方改革企業2019」とは、生産性向上と働きやすい職場づくりの実現に向けて、働き方改革に率先して取り組んでいる企業を公表することで、社会全体の働き方改革をさらに推進することを目指した表彰制度です。社員自らが働き方を見直す「働き方さわやかProject」を立ち上げ、当社らしさを活かした働き方改革に取り組み、成果を上げたことが評価されました。

2. 当社の働き方改革の取り組み

   (1) 「働き方さわやかProject」の活動
   当プロジェクトは2016年4月、働き方改革担当役員を設置し、経営層を対象としたセミナーからスタートしました。そして、1年目の2017年は、東京の本社を中心に、施工現場を含む100名を超える7チームのモデルチームが「業務効率化」や「スキルアップ」により、やりがいや満足度だけでなく、技術力・チームワーク向上に取り組みました。2年目の2018年は、地方の支社を含む73のモデルチームに活動を広げ、各チームが独自の見直し活動を進め、より良い働き方を目指してきました。そして、3年目の今年は、国内の全事業部・支社へ展開しています。

   (2) 経営陣による横断的な業務プロセス改革
   2018年10月、経営陣による「さわやかGeneral Manager」を立ち上げました。「働き方さわやかProject」の活動や社員の声から洗い出した課題を、経営視点で整理し、業務プロセス改革案の立案や規程改定などの検討を進め、全社の働き方改革を、加速させました。

   (3) 活動成果
   これらの活動をとおして、当社は、以下の成果をあげてきました。

   ①ノー残業デー実施率 (モデル現場延べ121カ所)
   2016年度97％、2017年度90％で、2年連続で90％以上達成

   ②残業時間 (全社)
   　 2016年度前年対比▲3．3％、2017年度前年対比▲2．6％で、2年連続削減

   ③有給休暇取得率 (全社)
   2016年度60％、2017年度62％で、2年連続60％以上達成

   建設業は、働き方改革法案成立を受け、2024年には時間外労働上限規制が適用になりますが、当社は、それを待たず、当社らしい「働き方のありたい姿」の実現を目指し、活動を続けていきたいと考えています。

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