働き方改革
新菱冷熱では、2016年から働き方改革に取り組んでいます。長時間労働の是正だけでなく、「働き方のありたい姿」の実現に向けた活動を行い、従業員満足度の向上にもつなげたいと考えています。2021年5月からは、時間外労働上限月45時間を目指す“チャレンジ45"にも取り組んでいます。
新菱冷熱の「働き方のありたい姿」
- さわやかで風通しの良い、働きやすい職場
- 誇り、やりがい、 達成感、 成長
- 充実し、バランスのとれた仕事と生活
- 限られた時間で最大限の成果を出す働き方
社員自らが働き方を見直す「働き方改革」
新菱冷熱は、2016年から取り組んでいる社員が自らの働き方を見直す取り組み「働き方さわやかProject」を継続し、生産性を高める工夫やコミュニケーションの活性化など、具体的な方法を共有しながら、働き方改革に取り組み、意識の醸成も図っています。
毎年、新菱冷熱・新菱グループ会社の社員がオンラインで参加する「働き方さわやかProject」成果報告会を開催しています。すべての事業部・支社・管理部門と新菱グループ3社※1から成果が示され、デジタルツールを活用した施工現場のコミュニケーションや管理方法など、多数の事例が紹介されています。他部署の取り組みに注目し、「ほかの人の取り組みの良い所をまねする“TTP (徹底的にパクる)”で目標達成していこう」を合言葉に、さらなる働き方の見直し活動に取り組んでいます。
また、働き方改革をさらに前進させるためには、業界全体での推進・生産性向上などの取り組みが必須と考え、2023年3月からはお客様への「働き方改革への要望書」の提出を進めています。営業部門を中心に取り組みを進め、2023年7月末時点で390社以上※2のお客様に提出しました。
※1:設備の設計・施工に携わる、新菱テクニカルサービス株式会社、株式会社城口研究所、大栄電気株式会社。
※2:お客様のうち、異なる事業部・支社などに提出した場合は複数としてカウントしています。
「働き方さわやかProject」が掲げるビジョン・目的・目標

活動の流れ
- 2016年 4月
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働き方改革担当役員の就任
ノー残業デー推進を開始 - 2016年 9月
- 部長職以上の社員への働き方に対する意識改革教育として、株式会社ワーク・ライフバランス代表取締役社長 小室淑恵氏の講義を開催
- 2017年 1月
- 働き方改革の準備開始・モデルチームの選抜とチームメンバー向け意識改革の勉強会を実施
- 2017年 3月
- 「働き方さわやかProject」キックオフ
- 2017年 6月
- 管理職向け教育 若手の意見を聞く会
- 2019年 3月
- 日本国内の全事業部・支社に展開
- 2019年 4月
- 新菱冷熱の働き方改革の取り組みが官民から評価
- 2019年 10月
- 活動成果をまとめたガイドブックの公開
- 2020年 3月
- プロジェクトに海外支社とグループ会社3社(設備会社)が参加
- 2020年 12月
- 海外支社・グループ会社を含めて成果報告会を開催
- 2021年 5月
- 働き方改革“チャレンジ45”をスタート
- 2023年 3月
- 働き方改革への要望書を提出
チャレンジ45

“チャレンジ45” ロゴマーク
2021年5月、働き方改革の実効性をさらに高めるため、時間外労働上限月45時間を目指す取り組み、“チャレンジ45”をスタートさせました。“チャレンジ45" は、時間外労働の目標を明確に示し、上限月45時間を何カ月実現できるかに挑戦し、実現できない場合は原因を分析してPDCAを回し、改善を図る取り組みです。目標から逆算するバックキャスティングで、働き方改革の実効性を高めていきます。

プロジェクトの推進体制


現場業務の効率化に関する白熱した議論

働き方見直し会議(通称カエル会議)
活動成果をまとめたガイドブックの活用
モデルチームが実施してきた、働き方の効率化を図るさまざまな工夫を、「働き方さわやかProjectガイドブック」にまとめ、社内WEBサイトに公開しています。ガイドブックを参考に、自分たちの業務に合わせ工夫を加えることで、より高い効果を上げることができます。また、モデルチームの最新の活動状況や、プロジェクトが伝える推進メッセージはタイムリーに発信し、社員の意識改革に努めています。
