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2014.12.252014年9月期 連結決算概要

当社の第59期 (2013年10月~2014年9月) の連結会計年度の業績は、以下の通りとなりましたのでお知らせいたします。

<当連結会計年度の概況>

第59期の日本経済は、アベノミクス効果で株価が上昇し、円安が進み企業業績は堅調に推移したものの、消費増税後の個人消費の落ち込みが尾を引き、景気は緩やかな回復にとどまりました。
建設業界におきましては、旺盛な建設需要の一方で建設労働者の逼迫と建設資機材価格・建設労働者賃金の上昇が顕在化し始めた1年でした。
このような状況の中、当社グループの連結業績は、受注高は前期比1.6%増の2,386億円 (うち海外の受注高605億円) 、完成工事高は前期比3.1%増の2,093億円 (うち海外の完成工事高533億円) 、経常利益は前期比13.2%増の77億円となりました。

<今後の見通し>

今後のわが国の経済は、力強さには欠けるものの、各種政策の効果により、設備投資や輸出が増加して緩やかな回復基調をたどることが期待されます。一方で、海外景気の下振れが、わが国の景気回復を下押しするリスクもあり、今後の推移を慎重に見守る必要があります。
建設業界におきましては、設備投資や公共投資は底堅く推移することが見込まれますが、足元では労務費や原材料価格上昇の懸念、また、中期的には東京五輪以降の急激な需要落ち込みの懸念があり、業界を取り巻く経営環境は、依然厳しさが続くものと思われます。
このような状況の下、当社といたしましては、LCM (ライフサイクルマネジメント) サービス体制をさらに強化し、リニューアル工事の受注拡大を目指します。また、全社を挙げたグローバル化を推し進め、海外事業を拡大してまいります。そして、企業の社会的責任を自覚し、CSR活動に真摯に取り組んでまいります。

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