2016.11.14浜松ホトニクス (株)　都田製作所第3棟新築工事着工

当社は、浜松ホトニクス (株) 都田製作所 第3棟新築工事における空調・衛生設備を受注し、10月12日に地鎮祭が執り行われました。竣工は2017年10月の予定です。

本件は、浜松ホトニクス (株) 様が、今後拡大の期待される赤外光応用市場に向けて化合物光半導体素子の生産能力を強化するために建設するもので、当社にとって、浜松ホトニクス (株) 様からの初めての仕事となります。

赤外光は食品や大気、水質などの分析用途の他、レーザー加工などの産業用途でも利用が進んでおり、今後も医療やセキュリティなど多様な分野で応用市場が拡大すると期待されています。また、先進運転支援システム及び自動運転システム向けの赤外光を用いたLIDAR※1 (Light Detection And Ranging) は、急激に市場が拡大すると予想されています。

本棟には、素子の性能を大きく左右する前工程が集約される計画で、延べ床面積1/2弱の約4,400m²を占める当社施工のクリーンルーム設備が非常に重要な設備となります。本工事においても、当社の今までのクリーンルームの豊富な工事経験を生かし、お客様の要望に応えた設備を提供し、ご満足いただけるよう努めてまいります。

※1 物体にレーザーを照射して反射光を検出し、物体までの距離や形状などの情報を得る原理及び装置。大気観測システムなどに使用されており、今後は車載向けの他、セキュリティ、ロボット向けの市場も拡大すると予想されています。