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2012.2.7第8回日本環境感染学会賞受賞

当社と順天堂大学、早稲田大学の共同プロジェクトの研究成果の一部をまとめた論文「飛沫核の漏洩を防ぐプッシュプル気流の検討」が、第8回日本環境感染学会賞を受賞しました。日本環境感染学会は、主に医療従事者や医薬品関係者などで構成されている学会です。 2月3日に第27回日本環境感染学会総会が福岡サンパレスで開催され、同総会で表彰されました。

日本環境感染学会賞は審査年 (今回は2011年) の1月から12月までに発行された「日本環境感染学会誌」の掲載論文を中心に選定され、環境感染分野において独創的かつ優れた論文に対して授与されます。この受賞論文は、空調換気システムによる病院の感染対策に関する研究成果です。本技術を用いれば、ストレッチャーで患者の搬出入のために病室のドアを開放した場合でも、病原体の流出入を防止することができます。また、感染症患者専用の陰圧病室だけでなく、一般病棟の多床病室や診察室にも応用することができます。さらに、保護隔離の補助デバイスとしても使用することもでき、今後、病院感染対策システムのキーテクノロジーの1つとしてお客様へ提案して参ります。

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