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2014.12.8バンパインコジェネレーションプラント2期工事を受注

当社はタイ王国にて、国際入札の結果、バンパインコジェネレーションプラント2期工事を受注いたしました。

バンパインコジェネレーションプラントは、タイの首都バンコクから北へおよそ50km離れたアユタヤ県のバンパイン工業団地内に建設されます。
施主はバンパインコジェネレーション社 (Bangpa-in Cogeneration Limited) ※1で、建設工事を請け負うのは施主の親会社でもあるチョーカンチャン社 (CH.KARNCHANG PUBLIC COMPANY LIMITED) です。
当社は、当該プラントの同1期工事も受注・施工済み (2013年6月竣工) であり、その実績が評価されたものと考えています。

今回の2期工事の概要としては、 ガスタービン2基、排熱回収ボイラー2基、蒸気タービン1基で構成される天然ガスコンバインドサイクル発電方式を採用、発電出力114MW、蒸気供給20t/h (圧力19bar/温度209℃) 。 タイ電力公社 (EGAT) のSPP※2 (Small Power Producers) 計画のひとつで、1期工事と同様にEGATの電力網に対して毎時90MWを25年間供給することを目的に建設されます。2014年11月20日に正式契約、2015年2月より着工、2017年6月の竣工に向けて建設を開始いたします。

受注は、当社と当社のタイ現地法人Thai Shinryo Limited (タイ新菱) のコンソーシアム (以下、当コンソーシアム) 、フルターンキーベースで設計から機器資材等の調達、建設、試運転までの業務です。
また、当コンソーシアムは、タイ国際空港へのエネルギー供給プラントを皮切りに、バンパイン1期工事を含む4件のコジェネプラントを建設しており、今回でタイ国内5件目のコジェネレーションプラントの受注となりました。

※1 タイのゼネコン大手チョーカンチャン社 (CH.KARNCHANG PUBLIC COMPANY LIMITED) 傘下の発電事業持ち株会社、CKパワー社 (CK Power Public Company Limited) の子会社

※2 SPP (Small Power Producers) プログラムについて (概要)
タイ政府が、 (1) 小規模事業者への奨励を通じ、在来電源の副産物や再生エネルギーを活用してエネルギー利用効率を上げること、 (2) 石油輸入・使用の削減を図ることを目的として1992年に創設したプログラム。
仕組み: EGATの募集に対して事業者がプロジェクトを申請し、一定の基準を満たす事業にSPP事業として承認が与えられる。料金などの売電条件は募集時にEGATから提示され、承認を受けた事業者に一様に適用されるもので、競争入札とは異なる。SPP事業者が本プログラムの適用を受けると、EGATが90MWまで電力の買い取りを保証し、残りの電力及び熱 (蒸気・冷却水) を、工業団地事業者等顧客に対し、独自に販売できる。

<バンパインコジェネレーションプラント1期工事写真>

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