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2014.6.30海外拠点での現地技術指導を本格化します

当社は、今般、海外での大型案件受注が増加していることに対応すること、ならびに当社社員およびこれまで現地で雇用を進めてきた現地法人の社員に対して、当社保有技術の運用を一層強化することを目的として、当社中央研究所の研究員を講師として現地に派遣し、技術講習会を本格化させることといたしました。
当社は1972年、業界に先駆けて海外に進出して以来、積極的に海外展開を推し進め、東南アジア・中東を中心に地下鉄・空港・プラントなどのインフラ施設の電気・空調・熱源工事の一括受注などの大型案件を手掛けてきました。現在は東南アジアを中心に約1,800名の現地スタッフを雇用しており、今後ますます海外での大型案件の相談が見込まれるなか、技術的課題の対応力が必要とされ、品質面での技術力向上が急務となってきております。

そのような状況の中、2014年3月に当社現地法人の新菱インドネシアおよび新菱シンガポールを皮切りに、5月にはタイ新菱および新菱マレーシアで、中央研究所全体の技術紹介、腐食防食技術および騒音・振動対策技術に関する技術講習会を開催しました。
この腐食防食、騒音・振動対策技術は、中央研究所が長年にわたり取り組んできた保有技術であり、品質確保という点で、海外においても要求が増している要素であるため、最初のテーマとして選定したものです。
これまでの講習会には、4拠点合計で126名が参加し、ステンレス鋼の腐食対策、異種金属接触腐食、ポンプ管路系伝播音、パッケージ室外機騒音対策などについて講習を行いました。また、事務所の講習会以外にも、現地の建設現場を訪問し、現場での具体的な技術的課題についての議論も行いました。
今後の予定として、研究所のその他の基盤技術の展開や研究所開発の現場合理化技術の活用を進めるべく、計画的に講習会を行っていきます。

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