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2014.7.4新入社員海外短期トレーニー制度を導入

当社は、今般、海外での大型案件受注が増加していることに対応することを目的として、2014年6月30日付ニュース「海外拠点での現地技術指導を本格化します」にてお伝えしております通り、すでに実施中の当社中央研究所の研究員が講師として現地に赴いて行う技術講習会に加え、新入社員研修の一環として2014年4月入社の新入社員から、全員が海外での現場研修を実施することといたしました。
これまでの当社研修制度では、首都圏の施工現場にて技術系社員は約7カ月間、事務系社員は約5カ月間の現場研修を実施しておりましたが、今回新たに導入する「新入社員海外短期トレーニー制度」は、1週間程度の海外現場研修を取り入れるというものです。
当社は、海外からの受注案件増大に伴い、1972年に海外工事に本格進出したのを皮切りに東南アジアを中心として多数の営業所・現地法人を開設しながら順調に海外展開を推し進めており、現在、現地に派遣する日本人スタッフを大きく上回る1800人以上の現地スタッフを雇用しています。
こうした事業環境の変化に対応し、当社では、従来から海外勤務経験を活かした能力の伸長を目的として、海外拠点に駐在する人事異動プランや、海外現場でのプロジェクト毎の国内事業部からの応援派遣制度も実施してまいりました。
今回の制度では、新人研修で実際に現地に赴き、上記のような当社グループの海外状況を肌で感じてもらうことで、海外での勤務や生活に対する理解を深めると同時に、海外現地スタッフとの人的ネットワークの構築によって国内外スタッフの一体化を目指すことで、海外案件へのさらなる対応力の強化を目的としております。
今年の「新入社員海外短期トレーニー制度」は、8月から10月頃にかけて、60名の新入社員全員をシンガポールやベトナムなど数カ国の複数現場に派遣することを予定しております。その正式導入に先立つ形で、今年の3月には2013年4月入社の新入社員全員 (50名) が、2組に分かれて、香港とフィリピンでの現場視察 (下記写真) を行い、当社グループの海外での活動状況を実際に体験することで1年目研修の仕上げを行いました。今後は、「新入社員海外短期トレーニー制度」の他にも、4~8年目程度の海外勤務未経験の社員を対象に1年から3年程度海外勤務を経験させる「海外実務派遣制度」の実施も予定しております。

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