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2015.1.22データセンター向け「空間ビジュアライズシステム」を開発

当社は、データセンターのサーバー室の温度・気流の状態をCFD技術で自動表示する「空間ビジュアライズシステム」を開発しました。
データセンターのサーバー室ではサーバー保護のため適正な温度管理が必要ですが、サーバーの入れ替え、追加設置、レイアウト変更時に適正な温度管理を維持していくことは困難です。

またサーバー室を適切に温度管理するためには、サーバー室全体に多数の温度センサーを設置する必要がありますが、サーバーのメンテナンスや配置・機種変更時に障害となり、現実的ではありません。

そこで当社は、自社開発のCFD (数値流体シミュレーション) 解析技術を用いて、サーバー室の温度・気流を自動で『見える化』する「空間ビジュアライズシステム」を開発しました (図-1:システム概念図 参照) 。

このシステムでは、サーバーと空調機の運転状況を基にしてCFD解析を行い、サーバー室の温度・気流の状態を一定間隔で自動的に算出する「CFD自動実行機能」があり、サーバー室全体に多数の温度センサーを設置せずに温度・風速の変化を継続的に把握することが可能となります (図-2:CFD自動実行機能 参照) 。

さらに見える化したデータは自動的に蓄積される (自動レポート化機能) ため、サーバー室の問題点が明らかになり、環境改善や将来のサーバー更新工事に活用することも可能になります (図-3:自動レポート化機能 参照) 。

当社は、本システムを活用して、これまでサーバーの温度管理や、入れ替え、追加、レイアウト変更時の温度・気流管理が難しかったデータセンターのサーバー室を有する顧客に対して、積極的に提案営業を行ってまいります。

詳しくはこちらをご覧ください。


  • 図-1:システム概念図

  • 図-2:CFD自動実行機能

  • 図-3:自動レポート化機能

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