• TOP
  • 新着情報
  • アブダビ国際空港地域冷房プラント工事が竣工

新着情報

2016.2.8アブダビ国際空港地域冷房プラント工事が竣工

当社は、UAE (アラブ首長国連邦) にて、『アブダビ国際空港ターミナル拡張計画に伴う地域冷房プラント』を国際入札にて落札し、およそ2年間の工期を経て、1月12日 (火) に竣工式を迎えました。

当社アブダビ営業所は、同工事をアブダビ空港公団から受注し、2013年12月に正式契約しました。土木建築工事を含むフルターンキーのプラント建設において設計から機器・資材の調達、建設・施工、コミッショニングまでの業務を一括して担当しました。

地域冷房プラントの規模としては、冷凍機18台、蓄熱槽2基で55,000冷凍トンの供給能力があります。当社がこれまで手がけた東京新宿地区にある日本国内最大級の地域冷暖房プラントに匹敵する大規模工事です。

アブダビ国際空港の利用者数は、今後10年間で倍増する見通しであり、その需要の増大に対応すべく、空港拡張工事計画『ミッドフィールド・ターミナル・コンプレックス』が進められています。本プロジェクトは、この一部であり、新空港施設は2017年末の竣工を目指しています。

当社は、中東エリアの拠点として、2005年にドバイ営業所、2007年にアブダビ営業所を開設し、これまでに今回のUAE最大級の地域冷房プラントやホテル・高級別荘群・マンション等に熱を供給する大型の地域冷房プラントの施工実績があります。
これからの中東エリアは、ドバイでは2020年に中東・アフリカでは初となる国際博覧会 (ドバイ万博) の開催が予定されており、カタールでは2022年にFIFAワールドカップが開催されることが決まっています。共に開催に向け、ホテルや地域冷房プラントを含むインフラ関連施設などの建設が見込まれています。当社はこれらの施設の建設を担うべく積極的に受注活動を行なっていきます。
また、今後も、これまでの地域冷房プラント等の実績と蓄積されたノウハウを生かし、エネルギープラント建設のフルターンキー受注を始めとする設備一括 (空調、衛生、消火、電気) 工事にも注力し、中東エリアに限らずアジアを中心とした海外にて、さらなる受注拡大を目指します。


  • 2016年1月12日竣工式の様子
    (左から2番目が当社社長)

  • プラント外観パース

  • 空港全体パース

ページトップへ