PERSON 01
施工管理
K.K.
首都圏事業部 技術五部
2022年入社
工学部・第四類 建築プログラム卒
PROFILE
大学で空調設備系の研究を専攻。就活では、空調設備そのものに触れ、ものづくりを実感できる施工管理として働きたいと考えた。新菱冷熱は、業界をリードしている会社であり、技術力、ノウハウが多く蓄積されている点に魅力を感じた。高度なレベルで、空調設備により近いところで働くことができると思い入社を決めた。
現在の仕事について
現在は大規模庁舎の改修現場で勤務しており、超高層ビルの屋上に「空冷チリングユニット」という建物内の空調用冷水を作る熱源機器を施工する工事を行っています。この施工においては、まずは機器を屋上に搬入しなければなりませんが、超高層ビルの屋上であるため、クレーンでの搬入ができません。なので、エレベーターで搬入可能な寸法まで分割し、屋上に搬入して組立てるという、特殊なプロセスで行います。
その工事の中で私は主に、適切に施工されているかの品質確認、安全に施工がなされているのかを確認する安全管理、事前に決めた組立工程に遅れがないように管理する工程管理をメインで行っています。機器の分割搬入を行っているため、現場での組立が適切に行われていなければ、仕様書通りの品質を担保できない懸念があります。そのため組立時の品質に係わるポイントを事前に把握しそれを管理しなければなりませんでした。普段は管理しない機器の中身のことになるので、理解が大変でしたが、こんなに機器の細部に触れる機会もあまりないかと思うのでとてもいい経験だったと思っています。
今回は決められた計画を遂行するだけでしたが、今後はその計画を立案できるような人材になっていければと思っています。
印象に残っている仕事
まだ入社して3年と日が浅く、やったことのないことがたくさんあります。それらを一つひとつできるようにしていくため、「何でもやってみる精神」をモットーとしています。何でもやってみるなかでは、失敗や成功もあり、そこから得られる経験は、聞くだけの勉強に比べて段違いに多く、実際にやってみることの大切さを実感しています。
その大切さを実感した印象に残る仕事として、初めて自分で寸法を計測し、配管の支持架台を製作したことがあります。実際に寸法を計測し、製作図の作成を行い、製作を手配するなかでは、例えば、製作図の書き方に分かりにくい部分があり、意図したものが製作できなかった失敗から、より伝わる製作図の書き方への気づきがありました。ほかにも実際にやっていく中では、このような気づきが多くあり、気をつけるべきポイントを身にしみて理解することができました。
そんな苦労の末、配管の支持架台が現地に運び込まれたときはとてもうれしく、ものづくりの楽しさに触れたような気がしました。決して、大きな成果を上げたわけではありませんが、自分にとっては確かな達成感とやりがいを感じた瞬間でした。
やったことがないことに挑戦することは怖いと感じることもありますが、今後も失敗を恐れず、なんにでも貪欲に取り組んでいき、やりがいと達成感を積み上げていければと思います。
新菱冷熱で働く意義
新入社員研修の期間中に、施工管理の仕事の価値に関する講義を受けました。それは「施工管理は設計図を具現化する仕事であり、配管一つとっても、使用する継手、配管材、弁類や配管ルートなどを、どういうスケジュールで完成させるか、実際に施工するために検討すること、行わなければならないことは多岐にわたる。これらの検討事項を一つひとつこなしていくためには様々な知見、技術が必要となり、それらを活かし、自分なりのやり方で具現化していけるのがこの仕事のやりがいであり、それを行うことが施工管理の価値である」という話でした。その時、これほどまでに多様な能力、技術を求められる、やりがいのある職種につけたことをうれしく思うとともに、そんな気持ちで仕事をしている人たちがいる新菱冷熱に入社できて良かったと感じました。
8:00
出社
メールの確認、安全書類の確認
8:30
朝礼
当日の作業内容、安全注意事項の確認
9:00
現場巡回
作業開始にあたり段取りの状況を把握、当日の作業が問題なく行えることを確認
10:00
デスクワーク
安全書類のとりまとめや工事写真を整理
12:00
昼休み
13:00
現場巡回
作業の進捗状況確認、工事写真を撮影し基準通りの施工がなされているかを確認
14:00
デスクワーク
資機材の発注準備などを進める
16:00
現場巡回
作業の進捗状況確認、作業終了した箇所に不具合がないかを確認
18:00
ミーティング
明日の作業内容の確認等を行う
18:30
退社
自然に触れてリフレッシュ。
普段の日常は、自然が少ない街中で暮らしているため、休日は郊外に出て自然に触れてリフレッシュすることにハマっている。最近は東京から近い奥多摩へ出かけ、散策やサイクリングなどで自然を満喫した。
ENTRY
ENTRY(MYPAGE)