PERSON 01
施工管理
Y.T.
首都圏事業部 技術四部 技術三課
2016年入社 理工学部 建築学科卒
PROFILE
大学では環境系の研究室に所属。主に空調関連の研究に従事し、卒論では「地中熱」のエネルギーとしての可能性を検証した。入社動機は1年間におよぶ新入社員研修など、教育制度が充実していることに加え、業界をリードする存在として、新しいことに積極的にチャレンジしている姿勢に惹かれたから。入社以来、主に空調設備の施工管理を担当している。
現在の仕事について
入社以来、病院改修や大学新築、オフィスビル、食品工場の工事において空調設備を中心とした施工管理に携わってきました。現在は、東京駅八重洲口で展開する大規模再開発事業に参画しています。これは地上51階、高さ250mの超高層複合商業施設を建設するプロジェクトで、私にとっても新たな挑戦となるものです。それは、今まで経験したことのない規模の大きさに加え、プロジェクトの初期段階から参加できていることもあります。これまでの現場は、施工図を元に円滑に現場を動かす業務が中心でしたが、この現場では検討段階から関わっています。具体的には、設備設計図を元にCADソフトを用いて施工図を描き、部材や設備機器の納まりや施工方法等の検討を行っています。コストを含めて、機器の選定やダクト・配管の適切な配置など、設計者から展開される設備設計図をレビューし、施工管理の視点から問題点や課題を洗い出し、着工に向けて万全の準備を行っています。自分にとって、とても大きなプロジェクトであり、今後予定されている着工、そしてその先の竣工を目指して、全力で取り組んでいきたいと思っています。
自分を成長させてくれたもの
施工管理の仕事は、工事の流れを把握し、工事全体を見通しつつ進めていくことがとても重要です。建築工事の進捗具合を見極めて、どのタイミングで設備工事に入るか、限られた工期の中で建築側の担当者と調整して当社の工事を前に進めていく必要があります。
また、実際の工事で重要なことは、協力会社の作業員の方々を的確にマネジメントしていくことです。私たちは彼らに指示を出し管理監督していく立場です。私が心がけているのは、作業員の方から頼まれたことにはできる限り応えること、親しみやすいコミュニケーションをとることで信頼関係を築くことです。それは大人数が携わる現場を円滑に動かすための重要な要素でもあるのです。このように、工事を進めるためには、建築側の担当者や協力会社の作業員の方々とのコミュニケーションが非常に大切になってきます。振り返れば、入社以来、技術力に加えて、周囲の多くの人と関わることで、このスキルを培ったと感じています。
今後の自分のキャリア
現在取り組んでいる東京駅八重洲口再開発プロジェクト。これはオフィスや店舗に加え、大規模なバスターミナルや回遊性の高い歩行者ネットワーク、カンファレンスや医療施設等を整備し、東京の国際競争力向上を目指すものです。首都・東京の玄関口ともいえる東京駅前を再開発するという社会的意義の高いプロジェクトに参加できていることにやりがいを感じますし、今後は着工から竣工まで、数多くの困難にぶつかると思いますが、主体的に取り組むことで乗り越えていきたいですね。そのためにも、今まで以上に技術や知識を吸収していきたい。また、これまでとは比べものにならないほど、多数の関係者と接することになりますから、相手の立場に立って意思疎通を深める、密なコミュニケーションをとっていきたいと思っています。その先のキャリアとしては、やはり現場代理人を経験したいですね。会社の顔として決定権を持ち、すべての責任を担い現場を動かしていくことは、施工管理という仕事の大きな醍醐味の一つだと思いますから。そうした経験を積み重ね、周囲の多くの人から頼られる技術者に成長することが目標です。
7:30
出社
メールチェックとその日の作業の確認。
8:00
朝礼
作業員全員が一堂に集まる朝礼で安全確認。
8:15
現場確認
各業者に指示を出し、施工現場を巡回し課題等の抽出。資機材発注などの事務作業。
11:00
打ち合わせ
建築業者も含め、作業およびスケジュール調整の打合せ。建築担当の施工管理者と作業段取りに関して意見交換。
12:00
昼休み
13:00
昼礼
昼礼および各職長と作業の流れ等の確認。午前中に発生した問題への対応、課題解決策の検討。
15:00
打合せ
午前中に引き続き、建築担当の施工管理者と進捗の確認。その後、現場を巡回し品質の管理、作業者と工程調整。
17:30
現場確認
終業前に再度現場を巡回し、作業終了後の現場を確認。
18:30
事務作業
翌日の作業準備、各種事務作業等で残業の場合もある。
19:00
退社
※上記スケジュールはあくまで一例です。
旅行やスキューバダイビングで、海外・国内を旅する。
月に一度旅行に行くことを決めて、各所の旅を楽しむ。国内各地域のほかに、海外に行く機会も。最高の時間を満喫したのは、天国に一番近い島といわれるニューカレドニア。また、スキューバダイビングも趣味の一つで、伊豆や和歌山、沖縄などによく通う。
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