PERSON 03
施工管理
K.N.
首都圏事業部 技術五部 技術三課
2012年入社 応用理化学系専攻修了
PROFILE
学生時代の専攻は応用理化学。大学院まで進んだが、自分は研究職には向いていないと感じ、就職を考えた。建設業界に関心を抱いたのは、日々マンネリに陥ることなく達成感のある仕事だと感じたから。なかでも大学で学んでいた化学の知識を活かせると思い、新菱冷熱を志望した。
現在の仕事について
入社2年目に現在の部署に本配属になり、以来ずっと施工管理に携わっています。今年でちょうど10年目。これまでおよそ10カ所の現場で経験を積んできました。オフィスビル、工場、研究施設、病院など、施設の種類はさまざまです。日本を代表するような競技場やランドマークとなる庁舎なども担当しました。新築・改修のどちらの工事も関わっており、新築では施工管理を担う当社の社員だけでも10名ほど、協力会社の作業員の方が1日100名を超えるような大規模な現場もありました。
空調設備の場合、“納まり”を考えるのが難しいところに特徴があり、面白さがあると感じています。ダクトや配管は、基本的に天井内という限られた空間に納めなければなりません。設計図を元にしながらも現場の状況次第で、常に最適な判断が求められるところに醍醐味があります。
現在担当しているのは、多目的ホールの改修工事。関わる作業員もピーク時で40名ほどの工事ですが、自分にとっては思い入れのある現場です。というのも、「責任者として最初から携わる現場だね」と上司から告げられ、はじめて現場代理人を任されることになった工事だからです。
印象に残っている仕事
まだ新人の頃に携わった大規模庁舎の改修工事の現場が印象に残っています。それまでは無我夢中という感じで、作業員の方との関係づくりも和気あいあいとしたコミュニケーションをとることばかりに気を取られていました。ところが、この現場で出会った先輩から「それだけではダメだ」とアドバイスされました。作業員の方から本当に信頼を得るためには、単に仲よくするだけでなく、ときには施工管理という立場から自分なりの考えを明確に伝えなければなりません。そのためにはプロフェッショナルとしての知識や技術が重要であると気づき、自分なりに専門書を読むなど勉強を始めました。この先輩からは、施工管理としての気構えなどさまざまなことを熱く教えてもらいました。施工管理という仕事の責任とやりがいを強く意識するきっかけとなった出会いでした。
次に成長を実感したのは入社6年目、大規模競技場での経験です。この工事では現場代理人を補佐するサブリーダーをはじめて任されました。施工管理の基本は、「安全」「品質」「工程」「原価」の4つの管理だとよく言われます。この中で若い頃はなかなか意識が向かないのが原価だと思います。サブリーダーとして現場全体の取りまとめを任され、その原価管理の重要性を肌で学ぶことができました。現場代理人には、経営者的な目線もとても大切になるのです。
新菱冷熱で働く魅力とは?
現在担当する現場ではじめて現場代理人を任され、正直言って、最初の頃は不安だらけ。ですが半年ほど過ぎた現在では、少しずつ自信が芽生えてきました。現場代理人を経験することで、はじめて施工管理の醍醐味を実感しているように思います。現場代理人というポジションになると、現場での打ち合わせのすべてに主体的に関わることになります。すると面白いことに、まさに「自分の現場」という感覚で工事の全体像が見えてくるのです。
なかでも私が面白いと感じているのは「人員配置計画」です。現場代理人になると、現場でともに働く協力会社をどの会社にするか、自ら決めることができます。私はこれまで出会ってきた協力会社の方々の顔を思い浮かべ、最適と思ったベテランの方がいる会社にオファーを出しました。現場それぞれの特徴に合わせて最強のチームをつくり、皆で一体となって工事を進めていく。もちろん、このような意思決定には重い責任が伴いますが、それも含めて現場代理人の魅力なのだなと思います。
7:30
出社
現場事務所に到着。メールチェック、1日の予定の確認など。
8:00
朝礼
現場朝礼。
8:20
現場巡回
現場に出向き、工程の確認など。必要に応じてその場で打ち合わせも行う。
9:30
デスクワーク
現場事務所で施工図の確認などを行う。
11:30
ミーティング
各工事の責任者が集まり、明日の工程に関わる打ち合わせ。
12:00
昼休み
13:30
定例会議
お客様を交えて定例のミーティング。進捗の確認、課題の共有など。
15:00
デスクワーク
会議資料の作成などを行う。
16:00
現場巡回
終業前に再び現場に足を運び、進捗状況などを確認する。
17:30
デスクワーク
関係書類の作成、メールチェックなど。
19:00
退社
※上記スケジュールはあくまで一例です。
天気のよい週末は、家族と一緒に近所の公園でリラックス。
子どもが幼いということもあり、週末は家族と過ごす時間が多い。近所の公園でのんびりしたり、ショッピングモールに買い物に行ったり。貴重なリラックスタイムだ。家族が留守にする休日は、会社の同期が集まって自宅でのんびりお酒を飲むことも。
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