PERSON 07
電気計装
N.T.
電気計装事業部 技術一部技術一課
2018年入社 理学部 物理科学科卒
PROFILE
学生時代は物理科学を専攻し、流体力学なども学んだ。空調設備ならば、そのような知識を活かす機会も多いのではないかと考えたのが、この業界に興味を抱くようになったきっかけ。しかし、機械分野の知見が不足しているとの不安もなくはなかった。その点、新菱冷熱は入社後の研修が充実しているのが安心だった。
現在の仕事について
私は、電気計装の施工管理を担当しています。建物全体の空調をコントロールする自動制御システムの設計や施工管理などが主な業務です。昨今の大規模な建築物では電子技術を駆使して建物全体の空調を集中的に制御するシステムが当たり前となっており、電気計装は空調設備にとって欠かせない非常に重要な技術となっているのです。
入社2年目に電気計装事業部に配属となり、最初の2年間は設計業務を中心に経験を積みました。学生時代は物理科学を学びましたが、電気はほとんど知識も経験もない分野。設計やコストの算出などに携わり、先輩たちのサポートを受けながら電気計装の基礎を学びました。今振り返ると、この2年間の経験は、私にとってとても大切な財産。最初の頃は設計図を読み解くことすら十分にはできなかったのに、自分なりに提案書を作成できるようになったときは嬉しかったですし、成長したと感じました。
やりがいを感じる瞬間
電気計装担当の仕事は、空調設備の施工管理と同じように一つの現場に常駐することもありますし、複数の現場を並行して担当する場合もあります。私は現在、複数の工事現場を兼任で任されています。
自動制御システムの提案では、施設の規模や特徴、空調に求められる要件や設備の性能などを考えながら、お客様や設計事務所、実際に施工管理を行う現場代理人などと打ち合わせを重ね、検討を進めていきます。たとえば複数の熱源装置を運用する場合、稼働させる順序など、その組み合わせを制御することによって性能やコストが大きく変わってくる場合があります。お客様への重要な提案などでは、上司にサポートしてもらうこともありますが、最近、自分なりの提案が評価されて受け入れられる機会が増えてきました。仕事の手応えが次第に大きくなり、やりがいを感じています。また、試運転の立ち合いも達成感を感じるときです。はたして自分が思い描いたとおり設備が動くかどうか心配もしますが、それがテストの答え合わせのようでもあり、この仕事の面白さでもあるのです。
これからのキャリアステップ
施工管理は、経験の積み重ねが重要となる仕事。わからないことがあれば、経験豊富な先輩たちにすぐに相談することを心がけています。私たちの部署ではメンバーが集まり、若手が担当する案件をテーマに先輩たちがアドバイスしたり、皆で意見を交わしたりする検討会を定期的に開催しています。このように新菱冷熱では、技術や知識を共有する機会や学ぶための環境も恵まれているなと感じています。
先輩たちから数多くのことを学び、1日でも早く独り立ちできる技術力を身につけること。これが今の私の目標です。近い将来、私も産休や育休で職場を離れることがあると思います。そんな時でもスムーズに復帰できるように、今のうちにできる限り技術力を身につけておきたいです。最近、建設業界でもこのようなキャリアステップを歩みながら活躍する女性が増えています。新菱冷熱でも多様な働き方を支援する制度は整っています。ライフステージに合わせて自分なりの働き方を選び、これからもこの会社とともに成長していきたいと思っています。
8:30
出社
メールチェックの後、今日の予定の確認などを行う。
9:00
書類作成
担当する現場に関する説明書類などを作成する。
11:00
打ち合わせ
お客様に提出する提案書などについて上司と打ち合わせ。
12:00
昼休み
13:00
現場で打ち合わせ
担当現場に向かう。進捗などを確認し、次の工程などについて打ち合わせを行う。
16:00
書類の作成
帰社し、デスクワーク。現場から持ち帰ってきた課題に対応するため、関連書類の作成などを行う。
17:30
明日の準備
メールチェックの後、返信など。明日の予定を確認し、準備を整える。
18:00
退社
※上記スケジュールはあくまで一例です。
毎日早朝に起きて、コーヒーの香りを楽しむ。
基本的に平日も休日もライフスタイルは変えない主義。毎朝5時に起床している。その後家事などをこなし、美味しいドリップコーヒーをいれてリラックスするのが出勤前のスタイル。休日は電車に乗らずに歩くなど、体を動かすことを意識している。最近、運動不足を解消するためにキックボクシングを始め、週末はジムに通っているそうだ。
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