教育支援

非常勤講師活動

新菱冷熱では、大学や大学院で社員が非常勤講師を務める機会をいただき、社員が建築設備系や機械・工学システム系などの授業を担当しています。次代を担う学生の教育に携わることで、技術と業界の発展に貢献したいと考えています。

信州大学での講義「女性の立場から見た職業論」

2017年・2018年、信州大学 工学部 電子情報システム工学科2年生と情報工学科3年生を対象に「女性の立場から見た職業論」の講義を行いました。講義では、学生が将来の職業像をイメージできるよう、会社に入って初めに覚えること、年齢・経験により仕事内容や立場が変化していくことなどを具体的に説明しました。また、ライフイベントと仕事の両立は、男女共通の課題であり、キャリアプランを早めに立てておくことへの理解を促しました。

信州大学での講義
信州大学での講義

その他講義実績

大学名 担当講義
東京理科大学 空調設備特論
名城大学 建築設備工学2
大阪市立大学 建築設備 I
筑波技術大学 システム工学特別講義
エコ環境システム
熊本大学 建築設備計画学
京都府立大学 建築・都市設備学Ⅱ

高校生インターンシップの支援

2019年7月、横浜支社において、神奈川県立藤沢工科高等学校住環境系2年生のインターンシップを受け入れました。3日間にわたる研修では、お客様の要望に応える設計プランの作成実習や、改修工事現場の熱源・空調機器や中央監視装置の見学などを行いました。
また、現場の仕事が多くの人の協力で成り立つことを理解してもらうために、協力会社のダクト製作工場の見学も行いました。新菱冷熱はインターンシップを通じて、若い世代の方々が、エンジニアリング技術と建設業界への理解と興味を深めてくれることをサポートする取り組みに力を入れています。

研修の様子
研修の様子

理工系を目指す女子学生の支援

2019年8月、中央研究所において理工系分野に興味を持つ女子学生向けの見学会を開催し、16名の方に参加いただきました。これは、内閣府が推進する理工系女子学生の進路選択を応援する取り組み「理工チャレンジ(リコチャレ)」に賛同した企画で、今年で5回目の開催になります。
空気の流れを可視化するMR(複合現実)技術や、空気の流れで有害物質が拡がるのを防ぐ技術を説明したほか、ダクトの内部を走行調査するモニタリングロボットの操作体験などを交え、空調設備技術について幅広く紹介しました。
見学後は、設計や施工管理を担当する女性社員が、理工系の仕事の魅力、やりがいについて紹介しました。参加者からは「将来のことを考えるきっかけになった」「社員が仕事にやりがいを感じていて、興味がわいてきた」などの感想が寄せられました。

モニタリングロボット操作体験
見学風景

海外からの大学生の受け入れ

2018年5月、香港城市大學 (City University of HongKong) の建築設備専攻の学生30名を、新菱冷熱が施工した地域冷暖房施設に案内しました。グループ会社である新菱香港が、現地で施工中の同施設に興味をもっていただいたのがきっかけとなり、実現したものです。学生の皆さんからは、コージェネレーションシステムのしくみや環境負荷を低減する技術などについて、多くの質問がありました。

地域冷暖房施設の見学
地域冷暖房施設の見学

教員の民間企業研修

2019年8月、教員の民間企業研修を行いました。これは、一般財団法人経済広報センターが経済界と教育界の対話促進の一環として取り組む活動に賛同し、今回初めて企画したもので、葛飾区教育委員会から小・中学校の教員5名の方々が新菱冷熱での研修に参加されました。
研修では、新菱冷熱の業務内容や人材育成制度を紹介したほか、働き方改革について社員と意見交換を行いました。また、省エネルギー空調技術の講義や現場見学、中央研究所の見学も行い、環境への取り組みについて理解を深めていただきました。教員の皆さんからは、「研究開発から施工まで、空調設備に多くの人と技術がかかわっていることを知り驚いた」「目標に向かい、一つひとつ取り組む企業姿勢が伝わってきた。仕事に対する誠実さや熱意を子どもたちに伝えたいし、今後の自分の仕事にも生かしていきたい」などの感想が寄せられました。

働き方改革に関する意見交換
働き方改革に関する意見交換

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